龍大雇い止め事件 京都地裁に提訴
龍谷大学に勤務していた嶋田ミカさんは、2007年4月、龍谷大学経済学部の参画型授業支援施設「サービスラーニングセンター(SLC)」の特別任用教員助手として採用されました。
嶋田さんの雇用形態は3年の任期付契約でしたが、他の任期付教員が少なからず契約を更新されていたことや、学部の人事担当責任者でもあった教授から「よほどの不祥事がなければ契約更新される」と説明されていたことなどから、少なくとも1回は契約更新があるものと期待していました。
しかし、嶋田さんは、今年3月末で契約期間満了を理由に契約をうち切られてしまいました。
雇用継続の期待があり、具体的な理由なく雇用契約の更新をうち切られたのは不当だとして、大学に対し、教員としての地位確認と、「雇い止め」にされて以降の賃金の支払いを求める訴訟を7月5日京都地裁に起こしました。(担当:畑地雅之、佐藤克昭、福山和人)
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