昨日,岡山地裁で16件目の裁判員死刑判決が出ました。
弁護人の心情を思うと,辛いです。
そしておそらく被害者のご遺族の側にも弁護士がついていて,
被告人と被害者が対峙するもののように語られざるを得ないところが,辛い。
私は,どちらかの側にしか立てない,という弁護士ではありたくないと思っています。
そして,その間で悩みながらも,私自身はやっぱり,死刑という制度の存続を選択したくないと思う。
明日,京都弁護士会主催の「死刑を考える日」の企画があります。
「悪魔の弁護人」とまで言われた安田好弘弁護士のドキュメンタリー映画,「死刑弁護人」を上映。
第2部は,安田弁護士へのインタビュー。私は,インタビュアーを務めさせて頂きます。
場所は京都駅から徒歩5分のキャンパスプラザ京都。
時間は12:30開場,13時開会です。
私自身の立ち位置はさて置き,できるだけ中立に,公平に,かつ安田弁護士の経験や姿勢,思想に迫るインタビューにしたいと思います。