1. 2015年1月

2015年1月アーカイブ

市バスの運転手さん

 
京都家裁で裁判がある時は、急いでいない限り、事務所からは市バスに乗って行く。
事務所から河原町丸太町のバス停まで歩き、そこからバスに乗る。
 
今朝も、家裁で裁判があった。
冷たい雨が降っていたので、思わずタクシーで行こうかと思ったが、時間もあったので、やはりバスに乗った。
そして、裁判が終わり、帰りもバスに乗った。
 
帰りのバスは後方の座席に腰掛けた。
何の気なしに、耳に入ってくるバスの運転手さんのアナウンスを聞いていると、ドアの開閉のたびに「前のドアを開けます」「前のドアを閉めます」と言い、バス停に着くたびに「少しバスが傾きますのでお気を付けください」と言い、更には、お客さんが降りるたびに「いってらっしゃいませ」と言っていた。
 
丁寧な運転手さんやなあ、それにしても市バスの運転手さんが「いってらっしゃい」と言うのは初めて聞いたなあ。
 
下車する時に顔を見たら、わりと若い青年のように見えた。
名前は藤田さん。
 
まだ冷たい雨は降っていたが、なんとなく暖かい気持ちになった。
 
 
 
 
 

ポン酢を作ってみました

 
昨夜、湯豆腐を作ろうとして冷蔵庫を開けたら、
アレッ、ポン酢がない!!
いつもは市販のポン酢を使っているのだが、なくなったことを忘れていた。
 
そこで、以前から1度作ってみようと思っていたので、手作りすることにした。
手作りと言っても、分量の調味料を混ぜるだけなので、
いたって簡単。
 
(材料)
レモン汁   1/4カップ
酢      1/4カップ
しょうゆ   1/4カップ
みりん    大さじ1
(雑誌「クロワッサン」2014年11月10日号より)
 
簡単ですよね。
これからは、ポン酢は手作りにしよーっと。
 
 
 
 

 
(女性弁護士の法律コラム NO.192)
 
働く女性が妊娠や出産を理由に退職などの不利益扱いを強要されたりするマタニティーハラスメント(マタハラ)。
厚生労働省は、1月22日、マタハラが疑われるケースについて、雇用主への指導を強めることに決めました(2015年1月23日付け京都新聞朝刊)。
 
当事務所ホームページの法律コラム「最新判例」でも紹介しました、昨年10月に最高裁が示した「妊娠による降格は男女雇用均等法が原則禁止しており、本人の同意がなければ違法」との初判断を受け、厚生労働省は、同法などの解釈をめぐる通達を改正。
近く全国の労働局長に送るとのこと。
 
現在の厚労省の通達では、違法だと疑われるケースを「妊娠、出産などを理由とする不利益な取り扱い」としていますが、改正後は「妊娠、出産を契機とした不利益な取り扱い」という表現を加え、時間的に近接していれば、違法性が疑われると判断し、雇用主に積極的に報告を求めたり、助言や指導、勧告などを検討したりするとのことです。
 
2013年度、全国の労働局に寄せられたマタハラ関連の相談は約3000件。
しかし、訴えることもできず泣き寝入りしている人も多いと思われます。
 
今回の厚生労働省の指導強化は、マタハラ被害に遭った女性たちが声を上げたことが契機になっていることは間違いありません。
泣き寝入りせず、「おかしい」と声をあげていきましょう。
 
なお、京都弁護士会では、2015年2月21日(土)午後1時半から京都弁護士会地階ホールにて「マタニティハラスメントを考える」というタイトルでの講演会を開催します(参加費無料)。
最高裁で勝訴判決を勝ち取った広島の下中奈美弁護士や、ジャーナリストの小林美希さんらを講演者として予定しております。
是非、多数、ご来場ください。
 
 
 

「離婚について」という講演をしてきました

 
(女性弁護士の法律コラム NO.191)
 
1月19日、京都市ひとり親家庭支援センターにおいて「離婚について」というタイトルで講演をしてきました。
昨年に続き2回目です。
 
一口に「離婚」と言っても、夫婦関係はれぞれ全く違うものですし、抱えている悩みも異なります。
ですから、私の話は「離婚について」の基礎的なことをご説明するという内容でした。
個別のご相談は、引き続き、午後に法律相談を行いました。
 
統計によると、2012(平成24)年度の離婚件数は22万2000組で、これは約2分22秒に1組が離婚していることなります。
 
近年の離婚の特徴で、最も大きな変化を感じるのは、子どもをめぐる問題です。
離婚あるいは別居後に子どもを養育監護していない親の方からの、子どもとの「面会交流」の調停申し立てが、2013年には初めて1万件を超え、10年間で倍増しています(2014年8月18日付け毎日新聞)。
 
少子化や男性も子育てに関わってきていることなどが背景にあると思われますが、他方では、離婚や別居の原因が配偶者の暴力(DV)にあって面会交流には親同士の難しい問題が含まれているケースもあります。
 
今回の受講者は、離婚を考えているという、比較的結婚期間の短い方が目立ちました。
基礎的なことをきちんと理解した上で、離婚に臨むことは大切だと思います。
 
そんな皆さんのお力に少しでもなれたら、と思っています。
 
 
 

女性アナウンサー内定取り消し裁判で和解成立

 
(女性弁護士の法律コラム NO.190)
 
2014年12月26日の当ブログで書いた日本テレビの女性アナウンサー内定取り消し裁判は、本年1月8日、東京地裁で和解が成立した(毎日新聞2015年1月9日付け)。
 
報道によると、和解内容は、当事者である笹崎さんを「アナウンス部に配属予定の内定者」に戻すということで、笹崎さんは4月1日付けで入社する。
 
あきらめないで勇気ある闘いを決意し、短期間で内定取り消しを勝ち取ったことは、素晴らしい。
企業の中に入ると、また違った苦難があるかもしれないが、頑張ってほしいと思う。
 
 

全国女子駅伝を応援

 
今日は、京都で都道府県対抗全国女子駅伝が開催された。
毎年この時期、全国からやって来た若いランナーたちが都大路を駆け抜ける。
 
事務所から歩いて数分の丸太町通に、往路の第3中継所・復路の第7中継所として設定されている。
今日は、事務所に仕事に来ていたので、久しぶりに丸太町通まで応援に行って来た。
 
復路の第7中継所は丸太町御幸町通にあり、事務所がある堺町通りは、そこから西へ4本目なので、丸太町堺町通の角に立ち、復路の選手たちを応援することにした。
 
京都の小崎まり選手が1位で東大路通りから丸太町通りに入ったことをテレビで確認した後、事務所を出て丸太町堺町角まで行き選手達を待った。
まもなくしてトップの選手が3人ほど固まってやって来た。
「頑張って~!」と拍手しながら声援する。
アッという間に目の前を通過する。
「あれっ?いつのまにか京都が2位やんか」
この時点では、京都が2位で、鹿児島が1位だった。
 
しばらく見た後、事務所に戻り、テレビで確認すると、また京都が1位になっていた。
 
最終結果は残念ながら京都は2位。
 
でも、皆、素晴らしい走りだった。
お疲れ様!
 
 
 
 

新年あけましておめでとうございます。

 
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
 
京都市内も1日から3日にかけて大雪が降りました。
市内でなんと20センチも積もったようで、これは61年ぶりなんだそうです。
今日の雨で雪もずいぶん溶けたと思いますが、まだ道のところどころに雪の塊が残っています。
 
仕事は本日1月6日から通常どおり開始しました。
お昼前に花屋さんに行って花を買い、事務所用に正月のアレンジメントを作りました。
 

また、花の横には、亡き母が作った木目込み人形の羊も飾りました。
 

 
花を買いに行く途中で、「燻製」商品を売っている車での移動販売に出会いました。
(実は、昨年から「燻製」作りには密かに関心があり、いつか、このブログでも紹介しようと思っています。)
思わず、卵とカマンベールチーズとベーコンを買ってしまいました。
昼食にその卵を早速食べてみましたが、本当に美味でした。
 
新年早々、食料品がまた値上げされます。
ますます格差社会は広がっていくことでしょう。
相談者や依頼者の方に寄り添い、その権利の実現のため、頑張りたいと思っています。
 
 
 
 
 
 
 
 

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