1. 2016年6月

2016年6月アーカイブ

料理で認知症予防

 
料理を作ることが好きだ。
決して得意ではないし上手でもない。手の込んだ物も作らない。
でも、せっせと料理番組を観、レシピの切り抜きを集め、料理本を読んでいる。
「これは、どうやって作るのかな?」と思ったメニューでも、最近は、ネットを探せば、すぐにレシピが見つかるから便利だし、面白い。
 
料理を作ることを通して認知症の改善や体力向上をめざすデイサービスが、全国でいくつかできていることを知った(2016年6月24日付け京都新聞夕刊)。
 
認知症予防には、栄養バランスのとれた食事や適度な運動など、生活習慣病予防が重要だとわかってきている。
また、創造的な趣味を持つ、新しいことにチャレンジする、などが有効。
料理中には人の脳の血流が増え、前頭前野が活性化することを明らかにしている研究もある。
さらに、料理教室などでは、人とのコミュニケーションの増加もメリット。多様な人と、ワイワイとおしゃべりすることによって脳が活性化する。
友人や家族に「作ってくれてありがとう」と感謝してもらうことによって自分が役立っていることを実感して、さらに料理のやる気がアップする。
日常的に料理を作ると健康への関心も高くなる。
 
いいことだらけ!
 
自分自身のためにも、できあいのオカズや弁当などはほどほどにして、ずっと料理を作っていきたい。
 
 

「子ども」と「子供」

 
「子ども」と「子供」・・・・・皆さんは、どう書きますか?
 
私は、弁護士になってしばらくして以降、ずっと「子ども」と書いています。
それは、先輩弁護士から、「子供」の「供」は従者の意味があり差別的な表現だからと教えられたからです。
その説明に納得できたので、以来、現在まで、私は「子ども」と書いてきました。
 
実は、文部科学省と文化庁は、2013年6月、「子供」と「子ども」が混在していた公文書の表記を、「子供」にするように決めたそうです。
(全く、知りませんでした。)
それは、その前月に、下村博文前文科相に対し、ある団体から要望書が手渡されたということが背景にあったようですが、要望書を出した団体名や個人名は明らかにされていません。
特定の団体が要望したからと言って、すぐに大臣が指示するのも、なぜかしら?と思ってしまいます。
 
「子どもの権利条約」「子ども手当」など「子ども」の方が一般的のように思うのですが・・・
ちなみに、京都弁護士会の委員会も、「子どもの権利委員会」という表記しています。
 
私自身は、これからも「子ども」と書いていきます。
 
 
 
 

 
2016年5月19日、最悪の結果が報じられた。
元米海兵隊員の軍属による女性暴行・殺人事件は、まさしく沖縄に米軍基地があるからこそ起こった事件であり、それを知った時、とてもやりきれない気持ちで一杯になった。
 
この事件を受けて、2016年6月19日、沖縄県では「被害者を追悼し、海兵隊の撤退を求める県民大会」が開催された。
私も、この日、沖縄に連帯するという意味も込めて、夕方、京都市役所前で開かれた集会にでかけた。
 
沖縄では、炎天下、主催者の予想を上回る約6万5000人が参加し、未来を奪われた20歳の女性を追悼し、日米両政府に改めて謝罪と完全補償を求め、そして米海兵隊の撤退を迫った。
その集会の中で、オール沖縄会議共同代表で名桜大4年の玉城愛さんが涙ながらに訴えた言葉が心に突き刺さった。
 
「被害者は私だったかもしれない」
そして、
「安倍晋三さん、本土にお住まいのみなさん、加害者はあなたたちです。しっかり沖縄に向き合ってください。」
 
これが、沖縄に生きる人たちの心からの怒りであり叫びだ。
私も加害者・・・・
 
以前にも、これと同じことを言った人がいた。
元外交官で政治学者の浅井基文さん。
その時もショックだったが、沖縄の人から言われると、余計にこたえる。
 
「かわいそう」「ひどい」「同情する」・・・それだけではダメ。
じゃあ、何ができる?
沖縄の叫びにどうこたえたらいいの?
 
沖縄から、そして日本から、米軍を撤退させるまで、できる限りのことをしていく・・・
今、こんなふうにしか書けない自分が情けない。
 
 

初めて、小豆を煮る

 
今朝、初めて、小豆を煮た。
恥ずかしながら、今まで、どんな種類でも、豆というものを、最初から煮たことがなかった。
 
実は、このブログでも何回か書いたが、白砂糖が害であることを知って以来、なるべく砂糖を積極的には摂らないようにしている。
もちろん、コース料理のデザートとしてスイーツが出されれば喜んで食べるし、料理を作る時にも砂糖を使う。だから「なるべく」。
無性に甘い物が欲しくなると、甘酒を飲んだり、蜂蜜をかけて食べたりしている。
 
そんな折り、書店で、料理研究家の有元葉子さんの著書「毎日すること。ときどきすること。」を立ち読みした。
有元さんの日常生活が綴ってある本。
その中で、有元さんは、冬は、おやつとして、砂糖なしで煮た小豆にメープルシロップなどをかけて食べると書かれていた。
 
ヘェ~、そんな食べ方があるんや・・・
小豆は栄養があるし、私も食べてみよう。
有元さんは、豆を最初から煮ているが、とりあえず小豆の缶詰でも買ってみよう。
 
ところが、スーパーで売られているのは、すべて砂糖入りで、無糖がない。
やっと、生協の共同購入で無糖小豆缶詰を見つけた。
メープルシロップをかけて食べてみる。おいしい!これはイイ。
でも、生協の共同購入では、無糖小豆が取り扱われるのは、次いつになるか、わからない。
 
そこで・・・初めて小豆を最初から煮てみることにした、というわけ。
 
有元さんの本には、有元さん流の炊き方まで書かれてあったので、それを参考にした。
①2~3日、水につけておく。水は毎日換える。
②火にかけて、アクをとるため、3回煮こぼす。
③弱火で40~50分煮る。
 
私は、最後の③を圧力鍋10分で炊いてみた。
 
やってみたら、簡単。
できあがり。
 

 
少し、柔らかく煮すぎた感じ。
次回からは、圧力時間をもう少し減らしてみよう。
 
これなら1度に大量に作って冷凍できるし、値段的にもお得。
 
食べるのが楽しみ!
 

南阿蘇復興のために~國弘正樹弁護士~

 
(女性弁護士の法律コラム NO.228)
 
2016年6月14日付け京都新聞朝刊で、懐かしい弁護士の名前を目にした。
京都弁護士会の尾藤廣喜弁護士が京都新聞の連載コラム「暖流」」を執筆されているが、その中で、
「國弘正樹弁護士」
のことを書いておられた。
 
國弘弁護士は、長い間、京都弁護士会に所属されていたが、2000年に、日弁連が弁護士過疎地域に初めて開設した公設事務所「石見ひまわり基金法律事務所」の初代所長として島根県浜田市に移られた。
私が知っているのは、そこまでだった。
 
尾藤弁護士は、コラムの中で、今年5月17日に生活保護裁判の打ち合わせで熊本に訪れて知った、熊本の弁護士たちの被災者支援の奮闘を書かれ、そしてその中に、國弘弁護士のことも書かれていた。
 
國弘弁護士は、現在69歳。
2013年3月に、南阿蘇村の雄大な自然に感動して移住し、弁護士も辞めて悠々自適の生活を送っていたが、今年3月に弁護士再登録。村で唯一の弁護士になった。
そして、直後の震災。
被災者の相談にのりながら、再建に努めているという。
 
尾藤弁護士は、「まさに弁護士『魂』ここにあり」と書かれていた。
 
常に、社会的弱者の側に立って弁護士活動を続けられてきた國弘弁護士の生き方には、頭が下がる思いだ。
こんな弁護士の生き方に私も少しでも近づきたいと思う。
 

 
2016年4月4日付けブログで書いたマクロビ料理教室「Angel Kitchen」。
私が大学時代に下宿していた所の元管理人さんの娘さんAちゃんが主宰している。
昨日、2回目の参加が実現した。
 
この日のテーマは、「玄米おしゃれランチレッスン」。
生徒さんは、私も含め4名。
 
まず、Aちゃん先生から、薬膳における「陰」と「陽」の講義。
なかなか奥が深そう。
 
では、実習開始。
 
●ひよこ豆とハーブの香り玄米
 
まず、圧力鍋で玄米を炊く方法を教わる。
隠し味は、塩!
今回は、ひよこ豆も加えて炊き込む。圧力鍋なら約30分でできあがり。
これが玄米?と思うほど、モチモチに。
 
●とんかつ麩ぅ~
 
今日のメイン料理。
肉を使わず、なんと車麩でトンカツを作る。
ベジタリアンのレストランに行くと、メニューにあるそう。
揚げるというよりは、多めの油で焼く。
ソースは豆味噌をベースに。
おいしい~!
 
●まめこめいっぱいサラダ
 
余った玄米ご飯と野菜、レンズ豆で作るライスサラダ。
豆と野菜をゆでた汁は、栄養たっぷりなので、別にみそ汁やスープにも使える。
 
 

 
●にんじんカプチーノスープ
 
「陰」「陽」を考えた、人参や玉ねぎの切り方を教わる。
 

カプチーノのような泡が乗っているところもポイント。
作り方は簡単。
泡が乗っているだけで、おしゃれ!
 
●そっくりビアゼリー
 
これってビール?

実は、ゼリーなんです(本物のビールも入ってるけど)。
 
オナカいっぱ~い!
食べ終わった後は、お母様も交えて、皆でおしゃべり。
 
「どんなつらいことでも、それが自分の人生の経験になる」
そう語るAちゃんがとてもまぶしく見えました。
 
 
 
 
 
 

「第三者」の調査

 
(女性弁護士の法律コラム NO.227)
 
政治家の使う言葉には、時々、「エッ?」と思ってしまうことがある。
現在、渦中の人である舛添要一東京都知事の政治資金疑惑の中での発言もしかり。
記者会見で、「第三者」という言葉を40回も使ったらしい。
そして、その「第三者」というのは、舛添さんが依頼した元検事出身の弁護士。
彼らは、部分的には「違法ではないが不適切」と言っていたが、舛添さんに対する都民の不信感はぬぐえていない。
 
「第三者」というのは、当事者以外の独立した人のことを言う。
離婚相談の際、相談者から、時々「先生が、第三者として、私たち夫婦の間に入ってもらえませんか?」と言われることがある。
でも、私たち弁護士がその相談者から依頼を受ければ、その依頼者の代理人であって、第三者ではない。
「あくまで、あなたの代理人なんですよ」と申し上げる。
第三者に入ってほしければ、家裁の調停に申し立てるのが専門的な知識もあるので良いと思う。
 
さて、冒頭の舛添さんが依頼した「第三者」の弁護士。
舛添さんが金を払って頼んだ弁護士。舛添さんと十分「打合せ」をして記者会見しているんだもの、これは、誰がどう考えても「第三者」じゃないよね。
「第三者」という言葉の使い方が明らかに誤っている。
 
ちなみに、日本弁護士連合会は、2010年7月に「企業等の不祥事における第三者ガイドライン」を発表し、法人などの「内部調査委員会」と区別している。
※興味がある方は、公表されているので、検索してみてください。
 
 

バスタオルをやめました。

 
ミニマリストへの憧れを抱きつつ、実践できない私ですが・・・
でもミニマリストさんたちのブログには、日々、大いに刺激を受けています。
 
これまで、それこそ子どもの頃から、風呂上がりにはバスタオルで身体をふくものとずっと思ってきました。
でも、ミニマリストさんたちのブログを読んで、フェイスタオルでも、十分身体をふくことができると知りました。
足りない時には、フェイスタオルを2枚使えばいい・・・
 
なぜ、バスタオルを使わないのか?
フェイスタオルは気軽に洗濯でき、洗濯量も少なくてすむ
保管も簡単
という理由のよう。
 
実践してみて納得。
これなら私もできる。
 

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