1. 2019年6月

2019年6月アーカイブ

ドラマ「きのう何食べた?」に、はまってます

 
テレビ東京系(関西では、テレビ大阪)で毎週深夜に放映されている、「きのう何食べた?」に、はまっている。
放映は深夜なので、ビデオに録画して、時間がある時に観ている。
 
原作は漫画らしく、作者は、よしながふみさん。
西島秀俊演じるシロさん(弁護士)と内野聖陽演じるケンジ(美容師)のゲイカップルが主人公。
 
私が、何で、はまっているかと言うと、
1つ目は、内野聖陽のゲイの演技がこれまでにない新境地で、「さすが俳優!」と、毎回、感心して見入っている。
私のこれまでの内野聖陽のイメージは、大河ドラマ「風林火山」や「臨検」などの強面の男。
それが、言葉使いはもとより、指つかい、目線、所作などすべてが「女性」になりきっているのである。
 
2つ目は、毎回、シロさんが作る手料理。
料理番組と同じくらい、丁寧に作り方を教えてくれる。
それもあまり面倒なものではなく、つい自分も作ってみたくなるような料理ばかり。
ちなみに、「きのう何食べた?」のレシピ本も発刊されている。
 
さて、そんなドラマも、もう来週第12話が最終回。
残念やねえ。
 

毎朝、テレビ体操

 
今は、身体を動かす習い事をしていないので、運動と言えば、月2回のスポーツクラブ、たまの山歩き、たまのウォーキングだけだ。
 
これではあかん!と思い、4月から毎朝、テレビ体操をしている。
 
テレビ体操は、NHKのEテレで毎朝6時25分から35分までの10分間、体操をする番組である。
最近は夜明けが早いので、たいていは午前6時前に起き、テレビ体操が始まるまで、新聞を読んだり、午前6時からの語学番組を観たりする。
そして午前6時25分から体操開始。
 
メニューは、
月曜から土曜までは、ポイント体操➕「ラジオ体操」(第1と第2を毎日交互に)。
日曜は、「ラジオ体操」第1と第2すべて。
「ラジオ体操」は、計算し尽くされた究極の運動で、効率の良い全身運動とカロリー消費、ケガをしない安全性などが魅力と紹介されている。
 
ただ、批判的な意見もあるようで、「ラジオ体操」では脚の筋肉を鍛えないので、高齢者には「膝や腰を痛めるリスクがある」と指摘する医者もいるようだ。
 
確かに、ずっと続けていると体調は良いが、指摘されているとおり、やはり下半身への刺激は弱いという実感はある。
夜、ボッーとテレビを観ているのではなく、下半身の筋トレをするとパーフェクトかな?
 
まあ、とりあえず、「継続は力」と信じて、朝のテレビ体操は続けることにしよう。
 

播磨アルプスを歩く

 
2019年6月9日(日)晴天で蒸し暑い中、播磨アルプスを歩いた。
播磨アルプスとは、兵庫県加古川市と高砂市にある高御位山(たかみくらやま)を中心とした山々で、岩肌が露出している箇所が多いところから、こう呼ばれているらしい。
 
高御位山は、標高304M。
大文字山の火床辺りの高さなので、簡単に登れるだろうと「軽い」気持ちで出かけた。
 

 
出発は、鹿島神社の本殿横の登山口から。
鹿島神社には、チタン製の巨大な鳥居がある。こんな鳥居は初めて見た。
 

 
登山口から急坂を登って行くと、岩肌がむき出しになったかなり急勾配の岩盤があり、そこを時に這いつくばりながら登って行く。
岩そのものは固く頑丈で、歩いても崩れることはなかった。
 

 
稜線に出ると、そこからは快適な稜線歩きかと思いきや、展望は良いものの、かなりのアップダウンがある登山道だった。
その上、太陽と蒸し暑さとで、何度も休憩を取った。
登山道脇に咲いていたササユリが束の間の憩い。
 

 
やっと山頂に到着。
山頂には大きな碑が立っていた。
山頂の奥には神社もあったようだが、そこまでは行かず、昼食にした。
 

 
下りは、長尾ハイキングコースを一気に下った。
上りのルートと違って、ほとんど直線的に下る道だったので、アッという間に下山できた。
 
低山だったのに、へこたれた山歩きだった。
 
 
 

「老後2000万円」の衝撃

 
夫65歳、妻60歳の夫婦が95歳まであと30年間生活するのに必要な蓄えを約2000万円と試算した金融庁金融審議会の報告書案が、国会でも社会的にも大きな問題となっている。
 
批判が広がる中、政府はこの報告書案の受け取りを拒否したが、いくら政府が受け取りを拒否しようと、年金だけでは95歳まで生活できないということは紛れもない事実だ。
しかも、報告書に盛り込まれた「月に5万円の赤字」とする試算の根拠が厚生労働省が示した資料であったことも6月13日判明した。
他の試算では「1500万円」というものもあるが、いずれにしても、報告書案が言う対策としての「投資」などできるはずがないというのが、多数の国民の実感ではないだろうか。
 
政府がこれまで言ってきた年金「100年安心」というのは、高齢者が増え若い世代が減れば年金の水準を自動的に減らすことで年金制度を維持するという意味であり(マクロ経済スライド)、既に、2004年の小泉政権の時代から導入されている。
「そんなこと聞いてないよ」と、今回の「老後2000万円」問題で、このような改悪年金制度に初めて気がついた国民も少なくないと思う。
 
今、必要なことは、年金の水準の引き上げであり、年金だけで生活ができる保障である。
今回の「2000万円」衝撃は、そのことに気がつかせてくれた。
 
今度の参議院選挙でその意思を示しましょう!
 

グランカナリア島の「憲法9条の碑」

 
大西洋に浮かぶスペイン領カナリア諸島のグランカナリア島に、「憲法9条の碑」があることをご存知だろうか。
「憲法9条」は、もちろん日本国憲法9条である。
 
私は、もう何年も前に、何か本の記事かエッセイで読んで感銘を受け、当時、憲法問題での講演を依頼された時には、必ず、この遠い異国の地の「憲法9条の碑」のことを紹介していた。
憲法9条の碑があるテルデ市は、スペインがNATOに加盟した時(1082年)、これに反対して非核都市を宣言。その後、9条の平和主義に共感した市長の主導で、公園の一角を「ヒロシマ・ナガサキ広場」と名付け、そこにスペイン語で刻まれた「憲法9条の碑」が設置された。
 
今朝(2019年6月3日)の京都新聞朝刊に、1972年にグランカナリア島のラスパルマス市へ移住した広島出身の中村寿美恵さんの活動が紹介されていた。
中村さんは、原爆投下の2日前に広島から山口県に疎開し無事だったものの、父と姉は被爆した。
2009年、旧知の高校教師から「広島の歴史を知るあなたから、子どもたちに語ってほしい」と持ちかけられ、「私の話が平和のために少しでも役立てば」と快諾し、以来、30回近くカナリア諸島の高校を巡り、広島で起きた歴史を語り継いできた。
 
日本では、今、憲法を改正しようとする動きが強まっている。
アメリカが引き起こす戦争に加担することにもなりかねない。
 
中村さんは「憲法があったから、戦後日本は戦争に直接加わらず、誰も殺傷しなかった。日本にとって大事な盾だったものをなぜなくしてしまうのか」と語る。
 
いくらIT技術やロボット開発が進んでも、戦争で犠牲になるのは、生身の人間だ。
世界の人たちと共に、本当の平和を追求すべき時代に来ている。

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