1. 2022年7月

2022年7月アーカイブ

大文字山(火床)でラジオ体操

通常、夏には近くの低山(大文字山・比叡山など)に登らない。

理由は簡単。低い山はただただ暑いからである。日本百名山の1つである伊吹山(1377m)ですら、夏に登った時には、暑さを避け、夜間にヘッドランプをつけて登った。

 

ところが、昨年、登山靴が2足とも壊れてしまい、8月に日本アルプスを歩く予定のため、7月に高山用の新しい登山靴を購入した(これまではずっとマインドルだったが、今回はローバ)。

 

 

とりあえず、アルプスに行く前に、「靴慣らし」をしなければならない

そこで、7月31日(日)早朝、大文字山の火床(340m)まで新しい登山靴で登ることにした。

 

市バスの時刻を調べると、河原町丸太町のバス停午前6時22分発がある。自宅を午前6時に出発。

銀閣寺の登山口に到着したのが、午前6時50分。ここまでで、もう汗びっしょり。

 

 

登山口から火床まで、快調なら約20分で登れるところ、早朝なのに、もう暑くて暑くて、階段で何度も立ち止まって息を整えながら登り、約30分かかった。

 

今日は、火床までと決めていたので、ここで、ゆっくり朝食。コンビニで買ってきたパンを食べる。見はらしは抜群。愛宕山や遠く大阪のあべのハルカスも見える。

 

 

しばらくすると、火床に登って来た高齢者5~6人のグループが、ここでラジオ体操をすると言う。私も加わることに。今朝はテレビ体操前に家を出てきたので、ちょうどいい。ちゃんとラジオも持参されていた。

 

 

後から聞くと、毎週日曜の午前8時前に火床まで登って来て、ラジオ体操をするとのこと。

早朝に大文字山に登ったことがなかったので、こんな大文字山グループもあって、面白い。80歳近い高齢者のオジチャンなのに、皆、元気、元気。

 

これからも参加しようかな・・・

 

 

「再審 法改正実現を」京都弁護士会パレード

7月26日夕方、京都弁護士会は、弁護士や事務員さん、市民の方々と一緒に、パレードを行いました。コロナのため、パレードは3年ぶり。

刑事事件で有罪判決が確定した裁判をやり直す「再審」の法改正や弁護人の取り調べ立ち会いを訴えて、京都弁護士会館前から堀川御池まで約2キロを行進しました。

夕方とは言え、まだまだ暑さが残る中でした。

 

パレードの先頭には、京都弁護士会の鈴木治一会長のほか、再審無罪となった元看護助手の西山美香さんも参加されました。

また、ABC放送の岩本計介アナウンサーも取材に来られていました。

 

 

 

当事務所の金杉美和副会長は、猛暑の中を、浴衣で参加。

勇ましく(?)、ハンドマイクを手に、シュプレヒコールの指揮を取っていました。

 

 

いやあ、それにしても、ムチャクチャ暑かった・・・汗びっしょりになりました。

 

 

「ちょこっと京都に住んでみた」

テレビ大阪で毎週水曜午前0時から放映されている「ちょこっと京都に住んでみた」。

テレビ大阪40周年記念とのこと。これまで第3回まで放映された。

でも、関西だけでなく、先日、名古屋の友人も「観てる」と言っていたので、中部でも放映されているのだろう。

 

放映時間が遅いので、録画して観ている。

これがなかなか面白い。

東京の会社をストレスのため退職した佳奈(27歳。木村文乃)は、ケガをした大伯父(近藤正臣)の住む京都へ。そして、大伯父のお使いや友人らと、自転車で京都のあちこちをめぐる。

ドラマなのだが、出てくる店や店主は俳優ではなく、実在の店と人。

ドラマ仕立ての中で、長年、京都に住んでいても知らない店や場所が登場する。

また、知っている店が登場すると、なんだか嬉しくなる。

 

第3回に登場したのは、「辻和金網」さん(京都市中京区堺町通夷川下る)。

ご近所さん。

 

 

金網を手作業で編んで、ざるなどを作って販売されている。

ドラマでは、トースト用の網とコーヒー用の網が紹介されていた。

ガラス張りの店内をガラス越にのぞくと、いつも店主が左端に座って、作業をされている。

 

 

店の玄関。ドラマのポスターが貼ってある。

 

 

このドラマによって、京都の街歩きがいっそう楽しくなりそう・・・

3年ぶりの祇園祭(2022)

京都の夏の風物詩「祇園祭」は、コロナ禍のため、昨年・一昨年と中止となり、今年は3年ぶりに開催された。

3年ぶりの開催とは言え、わざわざ人混みの中に出掛けるつもりはなかった。

しかし、山鉾巡行が前祭も後祭もどちらも日曜日で、なぜか偶然、買い物に出掛けた折りに、たまたま、烏丸御池近くで、山鉾巡行の最後の2基にでくわした。これも京都に住んでいる特典やね。

 

(前祭の巡行:7月17日)

 

 

 

(後祭の巡行:7月24日)

前祭とは巡行の方向が逆。知らなかった。

 

 

 

さあ、祇園祭も終わった。

例年であれば、祇園祭が終わると、本格的な夏が到来する。今日も暑い!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フルーツ&ソープカービング教室作品展

元依頼者のYさんから、久しぶりに葉書をいただいた。フルーツ&ソープカービング教室作品展(主宰 佐藤朋子さん)のご案内。

早速、Yさんに電話をかけ、7月9日(土)の夕方、見に行かせてもらうことにした。

 

9日は午後2時半過ぎ頃から、すごい雷雨。約束の時間に行かれないかも?と思ったが、ギリギリの時間に運良く雨が上がった。

 

フルーツ&ソープカービングは、タイ王国伝統の技で、小さなナイフ1本で、果物や野菜・石鹸に華やかな彫刻を施すというものである。

Yさんも2年程前から習っているとのこと。

 

これまで、色んな「技」の世界を見聞きし、時には体験もしてきたが、このフルーツ&ソープカービングも間違いなくその1つである。

 

これは、フルーツカービング。「すいか」に描かれている。「すいか」の大きさは小玉すいか位かな。

均等に模様を彫り込んでいくことが難しそう・・・

 

 

 

 

 

 

以下は、Yさんの作品のソープカービング。ソープの大きさは、化粧石鹸と同じくらい。ソープカービング用の石鹸が販売されているとのこと。

こちらも細かい。

 

 

 

 

人間の技はすごい。楽しいひとときだった。

 

2022年7月10日は、参議院選挙の投票日。

今回の参議院選挙は、憲法改悪そして戦争への道の「分岐点」になる選挙だと思う。

 

憲法改正の発議には、衆参それぞれの議院の総議員の2/3以上の賛成が必要である(憲法96条)。

現在、衆議院では既に改憲勢力が2/3を占め、もし今回の参議院選挙で参議院での改憲勢力が2/3以上となれば、確実に憲法改悪へと進んでいくだろう。

与党内では、参議院選挙に勝利すれば、2025年夏の参議院選挙まで大型国政選挙の審判を受けず、好きなことが何でもできる「黄金の3年」となると言われている。

そして改憲勢力の狙いは、もちろん憲法9条だ。

 

2022年2月24日に始まったロシアのウクライナ侵攻がそれに拍車をかけているが、それ以前から、他国(もとよりそれはアメリカ)が行う戦争へ日本も参加していくことが可能となるよう着々と準備がなされてきた。

2015年9月に安保法制が成立し、日本の自衛隊と米軍との共同訓練の範囲がインド洋まで広がり、また、安倍首相(当時)による武器の爆買いが始まった。

そして、今回の選挙での自民党の公約は、防衛費を、現在、対国内総生産(GDP)の現在約1%(約5兆円)を2%以上にすることを念頭に、5年以内に防衛力を抜本的に強化すると明記した。

しかも約11兆円という世界有数の防衛予算に膨らみかねないことに対し、具体的な財源は示されていない。

 

「日々の暮らしが大変だから、憲法なんて関係ない」と思う人もいるかもしれないが、この防衛予算の確保のために、増税や福祉予算切り捨てなどが行われることは明らかで、実は、私たちの生活に密接に関わってくる。

また、例えば、アメリカと中国との対立が激化し、戦争となれば、それによって距離的に近い沖縄が真っ先に攻撃され、日本が戦争に巻き込まれることは明らかである。

 

2度の世界大戦を経て、国民が、戦前戦中を通じて、国から「騙されていた」と感じたことはたくさんあったはず。

現在も、実は「戦前」かもしれない。

メディアがなかなかすべての「真実」を報道しようとしない今、私たち一人ひとりが今日本で何が起こっているのか、きちんとアプローチして知る必要を痛感する。

 

それが、憲法(12条)が国民に求める「不断の努力」ではないだろうか。

 

 

 

月別アーカイブ

弁護士紹介TOP