1. 2023年1月

2023年1月アーカイブ

大雪が降った朝

昨日から今日にかけては、日本全国に10年ぶりの寒波が到来しているようです。

京都市内も昨日夕方から風が強くなり、雪が降り始めました。

 

今朝(1月25日)起きた時には、雪は止んでいました。

朝刊を読むと、京都市内は13㎝の積雪があったそうです。

朝の空気がひんやりして、こんな空気が好きです。

 

朝の事務所付近はこんな様子です。

 

 

 

事務所から見た外の景色です。ビルの壁からツララが下がっています。

 

立命館の「わだつみ像」

2023年1月23日付け京都新聞朝刊1面と23面に、大学紛争で破壊された初代の「わだつみ像」を、保管している学校法人立命館が常設展示の方向で公開をきめたという記事が掲載されていた。

 

「わだつみ像」は、1953年12月8日に立命館大学広小路キャンパスに建立された後、1969年5月20日大学紛争の最中に全共闘の一部学生によって破壊された。

 

「わだつみ像」とは何か?

1949年、全国の大学・専門学校出身の戦没学生の遺稿「きけわだつみのこえ」が刊行された。当時は30万部のベストセラーになったという。その印税を資金に、1950年9月に製作されたのが「わだつみ像」である。当初は東京大学に建立するはずであったが、紆余曲折を経て、立命館大学広小路キャンパスに建立されることになり、1953年12月8日除幕式が挙行され、学生の代表によって「不戦の誓い」が宣言された。

しかし、その像は、1969年5月に暴力学生によって破壊された。

 

1度は破壊された「わだつみ像」は、1976年5月20日再建立された。

当時、私は、京都大学の学生で、既に学生運動は下火になっていたが、学内にはまだヘルメットをかぶった学生がウロウロしている状態だった。

それまで「わだつみ像」の歴史など全く知らなかった私だったが、何かのきっかけでこの像と再建立のことを知り、いたく感銘を受けて、一人で、立命館衣笠キャンパスまで出掛けて行ったという記憶だけが残っている。

京都新聞を読んで、約50年も前の、そんなことを思い出した。

 

京都新聞の記事によると、初代の像は、頭部に穴が開き、腹部にはペンキで「死」の文字が落書きされ、また右肘や左大腿部の亀裂、左腕部の破損など当時の状態のままで倉庫で保管されてきたとのこと。

 

「新しい戦前」などと言われる現在、この初代のわだつみ像が公開される意義は、一層大きいと思う。

 

 

 

 

(労働)流産や死産も産後休業の対象です

「流産や死産だった場合も産後休業の対象となります」

 

2023年1月18日付け京都新聞朝刊に、厚生労働省がウェブサイトにページを新設し、改めて情報発信を強化しているという記事が掲載されていました。

事業者(雇い主)や当事者である労働者にあまり周知されていなことが背景にあるようです。

 

労働基準法65条2項(産後休暇規定)は、「使用者は、産後8週間を経過しない女性を就業させてはならない」と定めています。これは強行規定です。

この規定は、妊娠4ヶ月以降に流産や死産した女性にも適用されます{昭和23年12月23日労働局長通達1885号:出産は妊娠4ヶ月以上(85日以上)の分娩とし、生産のみならず死産も含む}。

 

また、男女雇用機会均等法は、事業主に対し、産後1年間は健康管理のために医師の診察を受ける時間を確保することや、医師から指導があれば仕事を休ませることを義務付けています。

 

厚生労働省の研究班によると、流産は10~15%の頻度で起こるそうです。

もう1度、職場内で「流産・死産も産後休業の対象であること」を認識しましょう。

タモリ「来年は新しい戦前になる」

タレントのタモリが、2022年12月28日、昨年最後の「徹子の部屋」に出演し、黒柳徹子から「来年はどんな年になるんでしょうか?」と尋ねられ、「新しい戦前になるんじゃないですかね」と発言したそうだ。

 

まさに言い当てている。

 

昨年来、岸田政権は、軍事費の大幅増額(5年で43兆円)や「敵基地攻撃能力」を保有すると宣言、「戦争への国づくり」と着々と進めている。大学などの研究機関にも軍事・防衛関係の費用を拠出して大学を取り込もうとしている。マスコミ自身は早くから政権に取り込まれ、その追及姿勢は極めて弱い。

 

そもそも、「敵基地攻撃能力」と保有したとしても、それで「攻撃されない」保証など全くない。しかもアメリカの戦争に日本が巻き込まれてしまうのである。

攻撃しようとする国には、高い攻撃能力を持った国はいくらでもある。戦争になれば、日本が戦火にまみれることは明らか。

軍備より、もっともっと外交努力を尽くすべきである。

 

「新しい戦前」にするかしないかは、私たち国民一人が決めること。

岸田政権の暴挙を許さず、今年こそ平和を最大限追及する年にしていきたい。

 

借家人が家賃を2ヶ月以上支払わず、連絡が取れないなどの場合、家賃保証会社は物件を明け渡したとみなす(「追い出し条項」)・・・

滞納が続くと保証会社は立て替え払い金が膨らむため、借家人の同意なく家財道具等を運び出すことを可能とする契約条項を設ける保証会社があります。

 

このような契約の条項が消費者契約法に違反するかが争われた訴訟で、最高裁は、2022年12月12日、条項を違法と判断し、契約条項の使用差し止めを命じる判決を下しました。最高裁としては初めての判断です。

 

賃貸借契約の当事者ではない家賃保証会社の一存で、法的に適切な手続に基づかず明渡しや追い出しと同様の状態になるのは、著しく不当と判断したわけです。

 

家族関係が希薄になり、入居の際に連帯保証人を立てられない人が増えると、今後、家賃保証会社は更に活用されることになるでしょう。

従って、こうした会社に対し、最高裁判決に基づいた、国土交通省による適切な規制が求められます。

 

 

 

新年初登山は金華山

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

 

年末年始は郷里の岐阜に帰省しました。

天候も良さそうでしたので、今回は、帰省中に久しぶりに金華山(329m)に登ってみようと決めて、京都を出ました。

 

2023年1月1日、雑煮を食べた後、いとこと二人で金華山に登ることにしました。

私の記憶では、金華山に登るのは小学校の時以来です。

10の登山道があるようですが、いとこが「七曲り登山道」からしか登ったことがないと言うので、今回はその「七曲り登山道」から登ることにしました。

 

 

「七曲り登山道」は家族向けのコースで、京都の愛宕山で言えば、表参道みたいな整備された道でした。

最後はずっと長い階段が続き、あまり面白いコースではありません。

金華山は大文字山(465m)より低いので楽勝かと思いきや、最後の階段上りで疲れました。

ちなみに、金華山が低山だからと言ってバカにしてはいけません。どのコースかはわかりませんが、昨年8月大学生2人が遭難しています。

 

やっと岐阜城に到着。ご存知のとおり、岐阜城は、斎藤道三や織田信長の居城でした。

 

 

 

 

金華山山頂の標。

 

 

岐阜市街の展望も素晴らしい!

 

下山は、「百曲登山道」を下ることにしました。

 

「百曲登山道」の方が階段もほとんどなく、山道らしくて、面白かったです。

 

岐阜公園から望む岐阜城。

 

本当に久しぶりに金華山に登って、やはり金華山は短時間で登れるし、展望もあり、岐阜市内を象徴する山やなあと思いました。

これからは、年末年始に帰省した時には、必ず登ろうと思いました。

 

 

 

 

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