本当は、12月30日夜行バスツアーで山梨県の山「竜ヶ岳」に登って、眼前の富士山から登るダイヤモンド富士を見るはずでした。
やはり私は雨女?とつくづく思いました。だって31日だけ全国的に雨予報なんだもの・・日の出なんて絶対見られない
出掛けるギリギリまで迷った末、直前にキャンセルしました。
まあ、こんなこともありますわ。
今年も色んなことがありました。人との出会い、再会、旅の思い出・・・有り難うございました。
来年も「今が一番楽しい」と思える年になったらなって願っています。
本当は、12月30日夜行バスツアーで山梨県の山「竜ヶ岳」に登って、眼前の富士山から登るダイヤモンド富士を見るはずでした。
やはり私は雨女?とつくづく思いました。だって31日だけ全国的に雨予報なんだもの・・日の出なんて絶対見られない
出掛けるギリギリまで迷った末、直前にキャンセルしました。
まあ、こんなこともありますわ。
今年も色んなことがありました。人との出会い、再会、旅の思い出・・・有り難うございました。
来年も「今が一番楽しい」と思える年になったらなって願っています。
今年(2023年)最後の仕事は、12月27日午後、京田辺市の女性交流支援ルームの法律相談だった。
京田辺に行く時には、必ずCafe「きんこや」さんに寄る。
店主のきんこさんとは、もうすっかり顔なじみになった。
近鉄新田辺駅からは徒歩で25分位かかるので、暑い夏はきつかったが、今頃の季節は歩くのも快適だ。
27日も、元依頼者のMさんとランチの時間に「きんこや」で待ち合わせた。
カウンター席で同席する、見知らぬお客さんらとも、きんこさんを中心に話がはずんだ。
ランチ後、きんこさんからコーヒーを入れてもらいながら、コーヒーの入れ方についての話を聞く。
きんこさんのコーヒーの入れ方は、もちろん専門家に習った方法だ。
「でも、同じ専門家でも、人によって、入れ方違うんやで」と。
きんこさんの方法ではないとのことだったが、一番最初、お湯でコーヒーの粉を膨らませた時に出るコーヒーは捨てるやり方があるとのこと。この方がコーヒーの苦みがなくなるんだとか。
初めて聞いた!
それで、ここ2日間、朝コーヒーを入れる時、そのやり方で入れてみた。
確かに味が違う!味がまろやかだ!
年に数回しか訪れることがない「きんこや」だが、来年も楽しみ!
クリスマスと言っても、特に何か特別なことをすることはありませんが、今年は、友人から「ケーキを作ったから食べに来て」とのお誘いがあり、12月25日、飛んで行きました。
友人手作りのデコレーションケーキです。美味しそう!
飾りは、生のブドウです。
甘さ控えめで、とても美味でした!!
事務長から、京都法律事務所の新年号の原稿の校正を頼まれ、所員の原稿を読んでいると、小笠原弁護士の原稿「おすすめの一冊」で紹介されていた小説「看守の流儀」(城山真一著)が目に止まった。
小笠原弁護士の大学の同窓生である山本弁護士から「凄っ!」と言って薦められたとのことで、小笠原弁護士も「確かに凄っ!」と書いていた。
全く読んだことがない著者であったが、二人の弁護士が「凄っ!」と感じた本にとても興味が沸き、早速、小笠原弁護士に「看守の流儀」を借りて読んだ。
石川県金沢市の金沢刑務所を舞台に、刑務官と受刑者との間で繰り広げられる5つの物語(短編)「ヨンピン」「Gとれ」「レッドゾーン」「ガラ受け」「お礼参り」から成る。
読み終わって、本当に「凄っ!」と思った。
ミステリー小説なのに、人間ドラマが展開され、泣ける。
5つの物語は、どれも受刑者の1人「歌手」の三上順太郞の刑務所手記「プリズン・ダイアリー」の抜粋から始まり、続いて、1癖も2癖もある受刑者と対峙する刑務官の苦悩や「事件」が描かれる。
過去に何かを負っている得体の知れない警備指導官火石司(ひいしつかさ)の存在も気にかかる。
そして、第5話の「お礼参り」で、驚きの結末が用意されていたのだった。
私も是非オススメする1冊です。年末年始にいかがですか。
友人のA弁護士の事務所の忘年会に誘ってもらい、参加した。
場所は、京都祇園にある「十二段屋本店」。老舗だが、これまで訪れたことはなかった。
A弁護士からは、事前に、十二段屋について書かれている本の抜粋を渡された。
タイトルは、「民藝運動家たちとしゃぶしゃぶ」。
時は昭和20年代。十二段屋の2代目店主西垣光温氏による「しゃぶしゃぶ誕生物語」であった。
十二段屋に到着。
玄関に入ると、本で紹介されていた、光温氏がデザインしたと言う煙突のようなものが付いた銅鍋が飾られていた。
現在、使用されている鍋は、これとは少し異なるとのこと。
2階の畳部屋の個室に案内された。
その部屋には、民藝運動に傾倒していた光温氏が、売れない時代に店に住まわせていたという棟方志功が描いたふすま絵がずらりと並び、河井寛次郎など多くの陶芸家らの作品も無造作に(手に取ることができる)飾られてあった。
まるでギャラリーのような部屋だった。
「十二段屋」の名物料理は、「しゃぶしゃぶ」である。
本にその由来が書かれてある。
それによると、光温氏が、京都の骨董街で風変わりな中国の銅鍋を見つけ、店の玄関に飾っていたところ、軍医として満洲に行っていた鳥取県の医師吉田璋也からその鍋が中国の鍋料理「シュワヤンロウ」に使う鍋であることを聞き、その料理を何度も試行錯誤を重ね「牛肉の水炊き」として日本風にアレンジしたということだった。
本には、「うちのしゃぶしゃぶは、まったくアクが出ない」と書かれてあり、本当にアクは全く出なかった。
仲居さんに「なぜ?」と尋ねたが、銅鍋の構造と燃料が炭であること以外にはよくわからないという返答だった。
肉も柔らかく、美味しかったことは言うまでもない。
なんか、すごく格調高い忘年会であったような気がした。
「軟弱古書店」に行って来ました。
と書いても、「それ、何?」って感じですよね。
山の本を取り扱う古本屋さんなんです。
今年秋頃から断捨離を始めていますが、読み終わった本については、いつもは、興味を持ってくれた誰かに贈呈する、ブックオフに持って行く、等して処分しています。
一緒に登山を楽しんだ亡夫がたくさんの山のガイドブックなどを持っていたので、京都のどこかに山関係の古本を扱う店はないかしら?とネットで探したところ、見つけたのが「軟弱古書店」でした。場所は、左京区の京大吉田寮の東側でした。
限られた日にしかオープンされていないようなので、とりあえずメールで連絡を取り、ガイドブックのような本と山岳小説などでも良いかと尋ねたら、お越しくださいとの返信が届きました。
キャリーケースに入るだけの本を詰め込んで、先日、尋ねてみました。
店は、京大吉田寮東側の通りに面した「白亜荘」という建物の2階にありました。
白亜荘は、大正初期に、修道院が女性信者のために建てた建物だそうです。
私の京大学生時代に既にあった建物ですが、吉田寮の東側の通りはほとんど歩いたことがなく、知りませんでした。
近衛通りから上がってすぐかと思い込んでいましたが、結構、北にありました。とてもレトロな雰囲気の建物です。
店主は、中山幹彦さん。
直接、尋ねてはいませんが、他の方のブログによると、「軟弱」という店名の由来は、中山さんが大学の探検部に所属されていた時、ことあるごとに先輩から「この軟弱者が!」を怒られていたことと、登山にはいろんな関わり方や楽しみ方があるから、と書かれていました。
店は、4畳半程の広さの部屋の壁にそって本棚があり、そこに山の本がびっしり並べられていました。珍しい本が一杯ありました。
中山さんは、口調も穏やかで物腰も柔らかそうな方でしたが、さすが探検部出身!、単独で、登山はもとより雪山や海外登山にも行かれるとのことで、話がはずみました。
持参した本については、ブックオフなどとは比較にならないほど高額で買い取っていただきました。
今回、持参しきれなかった本がまだ残っているので、「また、来ます」と言って、店をあとにしました。