毎日新聞の日曜日の別刷「日曜くらぶ」に、心療内科医の海原純子さんが「心のサプリ」を連載されている。7月18日号は「人生の『旬』」。
「旬」という言葉は、「魚介や果物などの最も味のよい出盛りの時期」という意味で使うのがほとんどだが、海原さんは「物事を行うのに最も適した時期」という意味で「旬」という言葉を使おうと提案する。
壮年から老年にさしかかると、自分はもう「旬」ではない、と思いがちだが、50代には50代、60代には60代にしかできないことがある。今しかできないこと、自分にとっての「旬」を見つけることが幸せのヒントと海原さんは言う。
人生の旬は、その時その時一度きり。
私も人生の旬を見つけたいと思う。