先の見えない不況の中で起こった東日本大震災。自分たちの日々の生活も決して楽でないにもかかわらず、全国各地から多額の義援金が寄せられている。
そして、ここでも・・・・刑務所。驚いた。
京都刑務所では、約300人から230万円が、そして全国の刑務所では、約2800人から合計2156万円の義援金が寄せられている。
テレビ報道で震災のことを知った受刑者らは、自分の所持金や刑務所内での微々たる作業報酬金の中から、義援金を出しているとのこと。
受刑者の中には、人の命を奪ったり、身体を傷つけたりした人もおり、それらは決して金で償えるわけではない。
でも、拘束された生活の中でも、被災者に思いを寄せる気持ちを「義援金」という形にしていることは、本当に素晴らしいことだと思う。
他方、これまで原発に賛成し、電力会社から多額の政治献金を受けてきた歴代の自民党の国会議員らは、今、何を考え、どんな行動をしているのだろうか。
この落差が腹立たしい。
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