1. 4月29日付け朝日新聞京都版にコメント載りました。
ブログ マチベンの日々

 
京都弁護士会は、4月29日から5月1日まで、東日本大震災の被災者の法律相談のため、宮城県に若手弁護士中心に6人の弁護士を派遣した。(ご苦労様です。よろしくお願いします。)
その記事が、4月29日朝日新聞朝刊の京都版に掲載され、そこに私のコメントも載った。
 
4月28日に朝日新聞の玉置記者クンの取材を受けた。
阪神大震災の時に、実際に現地で相談にあたった京都の弁護士にインタビューをしたいが、なかなか見つからなかったと言っていた。
「私が神戸に行ったのは、1回だけなので、あまり具体的な話はできないよ」と言うと、それでもかまわないということで取材に応じた。
 
取材を受けるということで当時のことを調べたら、私が神戸に訪れた1995年2月12日は、JRが住吉駅まで復旧しており、そこから歩いて神戸の中心部に入ったことがわかった。
神戸に近づくにつれ、大阪や神戸の住宅の屋根にはほとんどブルーのビニールシートがかけられ、また、神戸市中心街のビルは恐ろしく破壊されていたことが強く記憶に残っている。
 
でも、今回、東北に行って来た人の話を聞くと、津波にやられた跡は、まるで戦争直後のような惨状だったと。
想像を絶する。心が痛む。
 
なお、掲載された私のコメントは次のとおり。
「被災地では現状の法律で対応できない問題も多い。救済のための法整備を国に働きかけていくことも必要だ」。
 

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