世界保健機構(WHO)の国際がん研究機関は、5月31日、携帯電話の電磁波とがん発症の関連性について、「聴神経腫瘍や(脳腫瘍の一種である)神経膠腫(こうしゅ)の危険性が限定的ながら認められる」との調査結果を発表した(2011年6月1日京都新聞夕刊)。
携帯電話が発する高周波電磁波の健康への影響については、国内外で研究が進められ、発がんリスクが高まると指摘する研究者もいるが、明確な結論は出ていない。
日本では、携帯電話の基地局周辺の住民が健康被害を訴えて裁判を行っているが、まだ因果関係を認めた裁判例はない。
今回、国際がん研究機関ががんの危険性を指摘したのは、携帯の契約者が世界で50億人に上り、確定的な研究結果が判明してから警告するのでは被害が大きくなる恐れがあると判断したため。
特に子どもは使用を控えた方がいいとのこと。
同機関は、結論が出るまでの予防的措置として、イヤホンとマイクが一体となったヘッドセットを利用することを勧めている。
要するに、あとは自己責任ということね。
私はと言えば、携帯電話を「携帯」しているだけで、メール以外はほとんど利用していないが・・・
携帯電話と発ガン性の関係も、原発と同じく、長期間の「人体実験」によらなければ判明しないのだろうか?
なんか、わりきれない。
- HOME
- 弁護士紹介
- 村松いづみ
- ブログ マチベンの日々
- 携帯電話の「がん」危険性を指摘(WHO)
ブログ マチベンの日々