昨夜は、京都コンサートホールで開かれた「震災復興国際交流演奏会(F・リスト200年の祈り)」に行ってきた。
これは、今年で生誕200年を迎えるリストを記念し、日本の震災からの復興を支援しようというチャリティコンサートで、国内では京都・東京・仙台、海外ではパリ・ワルシャワ・ウィーンで開催されている。
またリストは、1838年にドナウ川流域で未曾有の洪水被害が起こった際、自らチャリティーコンサートを開催し、ブタペスト市に多大な寄付を行い、故国の復興支援に尽力したと伝えられている。
昨夜の演奏曲目は、第1部は、東誠三さんのピアノで「ピアノ協奏曲第1番変ホ長調:リスト」と近藤由貴さんのピアノ「トーテンタンツ:リスト」、第2部は、フランスのシブリアン・カツァリス氏のピアノで「ピアノ協奏曲:ショパン」「葬送行進曲:ショパン」「オマージュ:アレンジ曲」。
リストのピアノ曲を生で聴いたのは初めてだったが、超絶的な技巧を持ち「ピアノの魔術師」と呼ばれたリストの曲だけあって、その指使いや力強さは、すごい迫力があった。
他方、リストの親友であったショパンの曲を弾いたカツァリス氏のピアノは、本当に繊細で柔らかく、美しく優しい音色と響きにとても感動し、魅了された。
秋の夕べにピッタリのひとときだった。
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