2011年10月11日付け読売新聞夕刊に、池辺晋一郎氏が面白いエッセイを書いていた。
タイトルは、「カスタネット 札幌で『流行』」。
札幌では2001年に「札幌カスタネット協会」が設立され、それは、やがて「日本カスタネット協会」と改称。
そのおかげで、カスタネットのための作品が次々と生まれているらしい。
また、カスタネットのみならず、世の中の関心が変化し、小さな楽器にまで多くの人の興味が集まっている。
殺伐としがちなこの時代に、面白いというか、これはなかなか目が離せない現象だと、池辺氏は締めくくる。
「カスタネット」と聞くと、子どもの頃に使った、ゴムがついた赤と青の楽器を思い出す人が多いと思うが、実は、違う。
私は、約20年フラメンコを習ってきたが、カスタネットはフラメンコに不可欠な楽器で、踊り手がカスタネットを鳴らしながら踊る曲も少なくない。
両手の親指にカスタネットのヒモ(ゴムではない)を通し、親指以外の4本の指を細かく動かして演奏する。綺麗な音色をかなでるのはなかなか難しく、奥が深い。
しばらく忘れていたカスタネットだったが、このエッセイを読んで、ボケ防止にもいいかな?と思い、しまい込んでいた引き出しから取り出してきた私だった。
- HOME
- 弁護士紹介
- 村松いづみ
- ブログ マチベンの日々
- カスタネット
ブログ マチベンの日々