先日、離婚調停を申立てたという女性の法律相談を受けた。その法律相談が終わりに近付いた頃、「あのー、インターネットで読んだんですけど・・・・、調停には、スーツで行った方がいいんでしょうか?」と尋ねられた。
へぇ~、そんなことが書いてあるホームページがあるんだ。知らなかった!
家庭裁判所の調停は、男女1名ずつの調停委員が担当する。
調停委員は、公務員ではなく、民間人で、職業は、元裁判所職員、学者、僧侶、弁護士、会社役員、主婦などさまざま。年齢は、おそらく40代から60代と思われる。
調停委員が調停を進行していくわけだから、当事者が調停委員にどのような印象を持たれるかは、重要かもしれない。
でも、ケバい服は確かに「?」だが、別に就職面接でもないのだから、スーツを着て行く必要はなく、普通の服で十分だと思う。
また、どのような印象を持たれるかは、服装だけでなく、言葉使いや受け答えの仕方によっても異なるだろう。
そう言えば、ある依頼者と、第1回調停の日、家裁のロビーで待ち合わせの約束をしたことがあった。
約束の時間になっても来ないなあと思っていたら、その依頼者は、それまでの事務所での打ち合わせの時はスッピン・普段着で来ていたのに、その調停の日は、スーツを着てメイクもバッチリして来ていたので、私は全く気が付かなかったという笑い話のようなことがあった。
ちなみに、私は、調停へ、いつもスッピンで行ってまーす!
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