午前中、京都弁護士会の交通事故相談の担当だった。相談待機中、弁護士会に置いてあったAERA2月6日号に面白い記事を見つけた。
ソニーグループが1月14-15日に2013年3月卒業予定者向けの会社説明会を行った。ソニーは「どんな服装でも参加OK」としたが、ほとんどの参加者が黒一色のリクルートスーツだったとか。
記事によると、リクルートスーツという和製英語が定着したのは1980年代で、90年代には服装の規格化がいっそう強まった。
思えば、法曹界でも、司法修習生や若手弁護士が皆そろってリクルートスーツを身につけるようになったのはいつ頃からなのだろうか。
30数年前は、少なくとも女性修習生は様々な色やデザインのスーツやワンピースを着て、実務修習にあたっていた。
個性がなくなったわけではないのに、皆と同じ方が無難だということなのだろうか。
ソニーは言う「服装は1つの個性」そして「なぜソニーを希望し、ソニーで何がしたいのか」が大切であると。
弁護士も同じ。新人弁護士の就職が厳しい昨今、別にリクルートスーツでなくていい。「弁護士になって、どんなスタンスで、どういう事件を扱いたいか」それが重要。
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