1. 映画「津波そして桜」
ブログ マチベンの日々

映画「津波そして桜」

 
第84回アカデミー賞短編ドキュメンタリー部門ノミネート作品。
イギリス人女性のルーシー・ウォーカー監督が、東日本大震災の被災者たちが復興に向けて歩み始めた姿を、日本文化の象徴とも言える桜の花とともに綴った39分間の短編映画である(制作はアメリカ)。
 
日本では映画館での上映はまだ実現していないが、今日午前0時からNHKBS1で初めて放映された。
いつもは、だいたい午後11時台には寝てしまうが、頑張って午前0時まで起きていて、この映画を観た。
 
監督が東日本大震災の約1ヶ月後、被災地に入り、直後の人々の心の内を丹念に取材して作り上げた作品。
日本人である私たちは、テレビで何度も繰り返し観た、まるで地獄のような津波。
その後、津波にさらされても花を咲かせた桜、そしてその桜が癒しに、励ましに、更に生きる力となったという東北の人々の想い・・・・・
 
桜は一輪一輪は小さいが、固まって満開の花となる。
それは、日本の復興のシンボルのように思える。
震災から1年余が経過し、2度目の春も過ぎようとしている。
「震災を忘れない」
この映画を観て、あらためて強く思った。
 
 
 
 

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