先週、ミヤマキリシマの花に会いたくて、大分の山(大船山と平治岳)に登った。
この山では、毎年6月になると、ミヤマキリシマの花で山が染まる。
ただ、花の開花状況は微妙に毎年異なるのと、ちょうど梅雨の時期なので天候不順な日が多く、遠方から行く場合には、運・不運が左右する。
今回は、長者原(ちょうじゃばる)から坊ガツルを通って、大船山(1786M。たいせんざん)、平治岳(1643M。ひいじだけ)と縦走し、また坊ガツルから長者原に戻るコースを歩いた。
約8時間。
なお、「坊ガツル」というのは、芹洋子が歌う「坊ガツル賛歌」の「坊ガツル」である。
幸い、天気は曇り。
長者原から登山道を登っていき、坊ガツルを展望できる場所まで登ると、2つの山が本当に濃いピンクの絨毯に覆われているように染まっているのが見えた。ワクワク
まず、大船山へ。
段原という尾根に出る手前から傾斜がきつくなるが、登山道脇に少しずつミヤマキリシマが増えていき、段原に着くと、そこは、満開のミヤマキリシマに覆われていた。
大船山山頂へピストンし、大戸越(うとんごし)へ下る。
目の前の平治岳の斜面全体がミヤマキリシマでピンク一色。
大戸越からはミヤマキリシマの間の急な登山道をひたすら登る。
ここからは、混雑を避けるため、上りと下りと登山道が区分されていた。
平治岳の頂上付近は、更に別天地。
「すばらしい!」の一言・・・・
残念ながら、平治岳頂上で雨が降り出し、あまりゆっくりできず下山を余儀なくされたが、念願のミヤマキリシマを十分堪能できた登山だった。
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- 満開のミヤマキリシマ~大船山・平治岳縦走~
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