8月17日から19日まで、北アルプスの七倉ダム登山口から入山し、針ノ木岳(2821M)まで縦走した。
もちろん山を歩くことが目的ではあったが、今回は、もう1つ、船窪小屋のおかあさん松澤寿子さんに会いに行くこともあった。
山仲間のA・F両弁護士が2009年に船窪小屋に泊まり、「この小屋はいい!」と薦められていたこと、そして昨年のテレビ番組「天空の小屋へ」で船窪小屋が放映されたこともあり、是非、船窪小屋へ泊まり、そこのおかあさんとおとうさんに会いたかった。
船窪小屋は、電気も水もなく、「ランプの小屋」と呼ばれ、70代の松澤さん夫婦が営んでいる。
船窪小屋は、七倉岳(2509M)の山頂付近にあるが、どこから入山してもたどり着くためのルートは遠くしかも厳しい。
テレビ番組では、小野寺昭と伊吹吾郎が七倉ダムの登山口から登っており、私たちもそこから入山した。標高差約1400Mの登りである。
俳優2人が登ったのだから「軽い」と思っていたのが大間違い。
急登・直登の連続で、今までの登りの中でも一番きついと感じられた。
やっと船窪小屋に到着すると、従業員の青年が鐘を鳴らしてお出迎え。そして、すぐに暖かいお茶を出してくれた。ホッ!
先に着いた登山者らが、囲炉裏を囲んで談笑している。
夕食は、山小屋の料理と思えないほど豪華。あざみの天ぷら、かき揚げ、生春巻き、サラダ、冷や奴と蕗味噌、みそ汁、古代米のご飯など。もちろん完食。
夕食後は、囲炉裏を囲んで、松澤さん夫婦も交じり宿泊者の自己紹介。
ほとんどの人が、おかあさん目当てで来ている。
ネパール人従業員のペンパさんがネパールティーをふるまってくれた。
船窪小屋は、来年60周年を迎え、おかあさんは喜寿になるとのこと。
翌朝、出発の時、おかあさんが鐘を鳴らして見送ってくれた。
あったかい小屋。リピーターが多いはず。
また、行きますからね。喜寿になっても元気で続けてくださいね。
- HOME
- 弁護士紹介
- 村松いづみ
- ブログ マチベンの日々
- 船窪小屋のおかあさんに会いに
ブログ マチベンの日々