なんという女性差別なんだろう。
福島原発事故で避難指示を受けた被災者への精神的賠償をめぐり、避難生活中に結婚した複数の女性への支給を「結婚で生活基盤が整った」として東電が打ち切ったことがわかった(2012年10月17日毎日新聞)。
「結婚した複数の女性」とあるから、これが例外的な扱いではなく、東電の方針であることは明らか。
女性の母親は「賠償が欲しければ、女は結婚するなということですか」と憤る。
結婚によって長期的避難生活の精神的苦痛がなくなるはずがないし、それが女性に対してだけ、というのが、いかにも東電の前近代的体質を物語っている。
即刻、撤回されるべき!
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- 福島原発事故:東電、女性の結婚を理由に精神的賠償打ち切り
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