1. 「しま村」の白味噌で、お雑煮
ブログ マチベンの日々

「しま村」の白味噌で、お雑煮

 
私は、中部地方出身なので、子どもの頃から正月に食べてきた雑煮は、ずっと、おすまし仕立てで、餅も焼いたりしない。餅の他に入れる物も、小松菜がメインで、あとは大根・人参・しいたけ・鶏肉などを入れたり入れなかったり。
 
京都は、白味噌の雑煮であることを知って、見よう見まねで作ってみたこともあったが、やはりあまりなじめなかった。
 
白味噌の味噌汁が本当に「おいしい!」と思ったのは、京都のなかなか予約の取れない店「なかひがし」のコース料理の中で出された時だった。
甘すぎず、とろーりとして、シンプルだが絶品だと思った。
 
そして、たまたま何かの雑誌で、「なかひがし」の女将さんの実家が京都の「しま村」という味噌屋さんで、「なかひがし」もこの「しま村」の白味噌を使っていることを知った。
ネットで調べると、「しま村」は、河原町今出川近くの住宅街にあることがわかったので、昨年11月頃に家裁からの帰りに寄ってみた。
店らしき建物は見つかったが、どうも小売りをしているような雰囲気はない。
それで、色々な人のブログを読むと、錦市場の「麩嘉」という店で取り扱われていることがわかり、昨年末やっとゲットできた。
 
そして、今日、今年はじめて「しま村」の白味噌で雑煮を作ってみた。
水の分量、味噌の分量、出汁の取り方などきちんと正確にはかった。砂糖やみりんは入れない。味噌と出汁だけ。餅のほかに、別にゆでた大根と人参を入れて食べてみた。
「なかひがし」の味噌汁とまではいかないが、かなりおいしい出来映えだと思った。
 
餅がなくなるまで、今年は白味噌の雑煮を楽しむことにしよう。
 

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