私は、薬嫌い、医者嫌いなものだから、こんな本が出ると、すぐ飛びついてしまう。
慶応義塾大学医学部放射線科講師、近藤誠氏の「医者に殺されない47の心得」(株式会社アスコム発行)。
「今の日本で大人がかかる病気はたいてい『老化現象』で医者にかかったり、薬を飲んだりして治せるものではない」
「病院によく行く人ほど、薬や治療で命を縮めやすい」
「血圧やコレステロールの基準値をササッといじれば、薬の売り上げが伸び、億単位、兆単位のお金を生み出す」
「がん検診は何の役にも立っていない」
などなど。
医者なのに、ここまで言っていいの?と思うような内容。
でも、目から鱗。
今まで何の疑問も抱かずにいたことや医者から言われたことなどについて「それって本当なの?」と疑って、自分で色々調べることが大切だということがわかった。
この近藤氏、昨年読んだ(2012年3月12日ブログ)あの「大往生したけりゃ医療とかかわるな」の著書の中村仁一氏との共著で、「どうせ死ぬなら『がん』がいい」という本も最近出版している。
やはり、このお二人は共通の考え方の持ち主なんだな。
- HOME
- 弁護士紹介
- 村松いづみ
- ブログ マチベンの日々
- 「医者に殺されない47の心得」(近藤誠著)
ブログ マチベンの日々