1. 富士山 世界文化遺産登録へ
ブログ マチベンの日々

富士山 世界文化遺産登録へ

 
富士山の世界文化遺産への登録が実現することになったようで、今朝の新聞各紙や朝のNHKニュースでもトップニュースとして報道されていた。
 
私が富士山に登ったのは2010年8月末。
夏休み最後の土日なら、少しはすいているだろうと思って出かけたが、甘かった。
毎年30万人以上の人が登る富士山。
まず、車で向かう5合目までが大渋滞。駐車場に入りきれない車が道路の片側に違法駐車されているため、車が離合できず遅々として進まない。
予約していかなかったため7~8合目付近にある宿泊用の山小屋も満員。
ご来光をおがむため、早い人は午前2時頃から小屋を出発するが、山頂まで続く登山道は、人、人、人で新年初詣状態。
そしてやっと山頂に到着すると、そこは銀座並みの人混み。
 
もともと富士山は、登る山ではなく、眺める山だと思っていた。
富士山が「日本百名山」の1つなので「百名山登頂」のため登ったが、「登る山でなく、眺める山」という思いは実際に登った今も変わらない。
 
理由は人の多さだけではない。
木や花が生えているわけでない、すべりやすいザレた登山道をひたすら登るだけで、景色もほとんど変わらず、山登りとしては面白くない。
また清掃活動などの苦労によって支えられてはいるものの、マナーの悪い登山者のゴミが目立つ。
 
世界文化遺産に登録されると、入山料の徴収とか入山人数の規制などの可能性もあるようだが、富士山を守るためなら、やむを得ないと私は思う。
 
色んな顔を持つ富士山を外から眺めて楽しみたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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