1. ノーシャンプー
ブログ マチベンの日々

ノーシャンプー

 
50歳頃から、髪が細く薄くなってきたのが気になっていた。
「これも『年をとる』ということね」と半ばあきらめていた。
でも、これが必ずしも「年のせい」ばかりではないらしいことを最近知った。
 
ノーシャンプー。
 
こっそり3月半ば頃から実践している。
ノーシャンプーとは、文字通り、髪を洗う時シャンプーやリンスを使わず、お湯だけで洗うということ。
 
きっかけは、あの「20歳若く見える」ということで売り出した南雲医師の本。
「毛髪には、バイ菌や毛ジラミが侵入しようとします。それを防ぐために皮脂によって栓をして守っているのです。あの脂を洗いおとすと、体は慌てて脂を分泌するようアンドロゲンという男性ホルモンを分泌します。・・・つまり、頭の洗いすぎがハゲを招いているのです」
「シャンプーで脂を落とすと体は慌てて脂をおぎないます。その結果、脂過剰による湿疹、脂漏性湿疹になる、これがフケの本体です」
「さらにリンスは潤いを与えているのではなくシリコン樹脂でコーティングしているのです。つまり頭皮を汚しているのです」
 
このようなシャンプーの「効果」を初めて知り、更にインターネットで検索して「ノーシャンプー」を実践している人が少なからずいることを知った。
例えば、元東京バレエ団のプリンシパルだった井脇幸江さん。
井脇さんは現役のバレリーナである。
井脇さんのブログを読むと、彼女はノーシャンプーを実践しながら、美容師さんに髪の質もチェックしてもらい、髪が良くなっていることを確認している。
 
また、最近読んだ「傷はぜったい消毒するな」(光文社新書)の中でも、著者の夏井医師は、
「シャンプーの強力な界面活性剤が皮脂を洗い流し、しかも神経質に地肌をゴシゴシこすっていれば、皮膚常在菌にとって最適な環境でなくなり、常在菌以外のさまざまな細菌が繁殖するようになる」
「皮脂を洗い流された頭皮はその皮脂不足を補うためにさらに多くの皮脂を分泌するようになり、その結果、頭皮はかえってベタベタになったと考えられる」
などと書かれていた。
 
実際、私がノーシャンプーを始めてから約2ヶ月が経過したが、フケもなく、また確実に抜け毛は減っていると実感している。
 
日本人の過剰なほどの「清潔志向」が乾燥肌やアトピーを招いているという記述もあった。
化学製品の使用を生活の中からできる限り減らしていきたい。
 
ノーシャンプー、お奨めです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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