8月19日から21日まで、蓮華温泉から朝日岳(2417M)、白馬岳(2932M)を経て、再び蓮華温泉へ戻るというコースを歩いてきた。
天空の宿「蓮華温泉」は、1991年と昨年に続く3回目(2012年10月9日ブログ参照)。
今回も水着持参で、登山前日、野趣あふれる野天風呂につかった。
1991年の時は、白馬岳から朝日岳を経て蓮華温泉へ戻ったが、今回はその逆コースをたどる。
昨年のブログにも書いたが、1991年の時、朝日岳からの下山で、カモシカ坂という急坂を下り、沢からまた蓮華温泉まで登り返すという行程でヘトヘトとなった。
今回、沢まではマアマア順調。
でも、その後のカモシカ坂はやはり大変だった。
飯豊山から帰ってからの約2週間、休日も京都の猛暑に負け、ジムへも行かず、ダラダラと仕事の書面書きに追われ、体力が低下していた。
その上、快晴下の暑さも加わって、あえぎながらカモシカ坂を登った地点(この日の行程の半分程の地点)でヘトヘトとなり、草むらに倒れ込んだ。
近くに水場を見つけ、大量の冷たい沢水をガブ飲みし、やっと息を吹き返した。
その後の五輪高原や八兵衛平には、お盆も過ぎたというのに、まだ夏の花が咲乱れており、カモシカ坂の疲れも忘れ、登ることができた。
そして花の山とも呼ばれる朝日岳の山頂に近づくにつれ、ますます花は増えていった。
朝日岳は2000M級の山としては、北アルプスの最北に位置する。
白馬岳は、あまりにも有名で多くの人が登るが、その北方の朝日岳まで足をのばす登山者は少なく、その意味で、静かで自然が守られている山と言える。
残念ながら、山頂では、周囲の山々にガスがかかり、展望はなかった。
その日の小屋は、朝日小屋。
清水ゆかりさんという女性のオーナー。
小屋の至る所に気配りが感じられ、食事もおいしく、快適であった。
ずっと晴天続きのつもりでやって来たが、なんと、翌日からは雨。
前線が急に下りてきたとのこと。
翌日、風雨の中を白馬山荘まで行き、翌々日、小雨の中を蓮華温泉まで戻った。
今夏は、天候には恵まれないが、朝日岳の花を思う存分楽しめたことで「良し」としよう。
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