デビュー35周年を迎えたサザンオールスターズ。
ヒット曲を次々と出し、幅広い世代に人気がある。
サザンの曲は、もちろんいくつかは知っているが、歌謡曲世代の私には、テンポが早く、何を歌っているのか歌詞が聞き取りにくいこともあって、あまり好んで歌ったりしたことがなかった。
メンバー各人のソロ活動期間を経て5年ぶりに新曲「ピースとハイライト」が発表されたと報じられた時も、フ~ンという程度だった。
しばらくして、ネット上で、この曲が、日本と韓国・中国との問題などをテーマに歌っていることを知り、あらためて歌詞を検索してみた。
「教科書は現代史をやる前に時間切れ
そこが一番しりたいのに何でそうなっちゃうの?」
「歴史を照らしあわせて助け合えたらいいじゃない
硬い拳を振り上げても心開かない」
「色んな事情があるけどさ 知ろうよお互いイイところ!!」
「希望の苗を植えていこうよ 地上に愛を育てようよ」
沢田研二が、憲法9条や福島原発の歌を作った時も感激したが、サザンのこのメッセージにも感激した。
ネットでは、「政治色の強い曲は避けるのが賢明」などという意見もあるようだが、人間は社会の中で生きているのだから、その時感じた思いを発信するのは自然なことだし、欧米の音楽には社会的メッセージ性の高い歌も少なくない。
サザンのコンサートのチケットは入手困難なようだが、9月22日のwowwowでコンサートが中継されるようなので、是非、それは観たいと思っている。
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