4月から、また新しい年度が始まった。
弁護士会も4月から会長などの役員が入れ代わり、各種委員会のメンバーも代わって、新年度がスタートした。
テレビや新聞などのマスコミは、4月1日から17年ぶりに消費税が5%から8%に上がったことへの様子を連日のように報道している。
家計に直撃していることは事実なので「節約策」も良いが、消費税が本当に社会保障に使用されるのかどうか、税金の使い途をもっと監視していかないと、復興税と同じ道をたどるのではないかと思ってしまう。
「節約」が趣味のような私は、「もうこれ以上、節約するところがない」と思いつつ、時々野菜を冷蔵庫に入れたまま腐らせてしまうのはやめておこうとかすかな決意をしている。
4月1日は、いとこの娘の大学入学式だった。
滋賀県の大学なので、午後から始まる入学式の前に待ち合わせて、少しおしゃべりをした。
久しぶりに会った彼女は、もうすっかり大人の女性になっており、私に手を振ってくれなければ、気が付かなかったかもしれない。
黒のスーツ姿は輝いていた。
土日はアルバイトをしているという彼女に「ブラック企業じゃない?」と聞いた。
そんな心配や4年後の就職の心配を今からしてしまうほど、今の若者を取り巻く社会状況は厳しい。
「大きな目を開いて、社会を見つめてほしい。
大きな目を開いて、自分の人生を見つめてほしい。」
それが私の贈る言葉。
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