1. 取立山(福井県)のミズバショウ
ブログ マチベンの日々

取立山(福井県)のミズバショウ

 
ミズバショウと言うと、「夏の思い出」という歌がすぐ思い浮かぶ。
「夏が来れば思い出す はるかな尾瀬 遠い空・・・ ミズバショウの花が咲いている 夢見て咲いている 水のほとり」
 
でも、夏の尾瀬に行っても、ミズバショウの花を見ることはできない。
実は、尾瀬のミズバショウは、雪が消える5月下旬が一番の見頃なのだ。
これまで何回か尾瀬に行ったことはあるが、いつも夏ばかりなので、花を見たことはなかった。
 
そんなミズバショウの花を福井県で見られることを知った。
石川県白山市と福井県勝山市にまたがる取立山(とりたてやま、1307M)の山頂近くにミズバショウの群生地がある。
標高は高いが、870Mの所に駐車場があるので、軽い登山で見ることができる。
 
週末は大変混雑すると聞いていたので、早朝、登山口に着いた。
駐車場には、まだ10台ほどしか車は止まっていない。
 
大滝コースを登り、約1時間20分でコツブリ山(1264M)に到着。
残雪が残る白山が真正面に見える。
そのコツブリ山から急坂を少し下った所にミズバショウの群生地はあった。
時間が早いせいか、まだ人もまばら。
ゆっくりカメラで写すことができた。
 

登山道に近い方は、もう満開を過ぎていたが、奥の方に進むと、満開のミズバショウが現れた。
まさに「湿原の貴婦人」。感動!
 
ミズバショウは、白い花びらのように見えるものは、葉が変形したもので、中央の円柱状に密集するのが花だ。
 

ミズバショウを堪能した後は、取立山の山頂へ。
ここからも白山が更に一層大きく見える。
あまり広くない山頂は、登山者であふれていた。
 
下山は、取立山コースを下る。
下山中も、多くの登山者とすれ違った。
早く来て良かった・・・
 
午後2時には京都に戻った。
 
 
 
 
 
 

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