先週末、映画「春を背負って」を観た。
監督としての木村大作さんの「剱岳 点の記」に続く2作目の映画である。
数年前、西穂から奥穂への縦走中、宿泊した西穂高山荘で偶然、木村監督に会った時は、おそらく2作目の映画としては、新田次郎の「孤高の人」を考えておられたと思う。
(それは「国家秘密です」と言われたが・・・・笑)
でも、「孤高の人」の映画化はロケが難しかったらしく、2作目は笹本稜平作の「春を背負って」になった。
この作品は、1作目の「点の記」とは、うって変わって、山小屋を中心とした人間模様を描いたほのぼのと心暖まるドラマである。
とにかく、山では、なんでこんなに、自然に対しても、人間に対しても、優しくなれるのだろうと思った。
そして、人生そのものも考えさせられる。
もう、最初の方から目はウルウル状態。
原作には人間ドラマがもっとたくさん盛り込まれているが、映画の方は、何と言っても、木村監督の現実の山を舞台とした映像の美しさも見事だった。
早く山に登りたい・・・映画を観終わって、今、そんな思いで一杯になっている。
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- 映画「春を背負って」(木村大作監督)を観て来ました。
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