1. 市バスの運転手さん
ブログ マチベンの日々

市バスの運転手さん

 
京都家裁で裁判がある時は、急いでいない限り、事務所からは市バスに乗って行く。
事務所から河原町丸太町のバス停まで歩き、そこからバスに乗る。
 
今朝も、家裁で裁判があった。
冷たい雨が降っていたので、思わずタクシーで行こうかと思ったが、時間もあったので、やはりバスに乗った。
そして、裁判が終わり、帰りもバスに乗った。
 
帰りのバスは後方の座席に腰掛けた。
何の気なしに、耳に入ってくるバスの運転手さんのアナウンスを聞いていると、ドアの開閉のたびに「前のドアを開けます」「前のドアを閉めます」と言い、バス停に着くたびに「少しバスが傾きますのでお気を付けください」と言い、更には、お客さんが降りるたびに「いってらっしゃいませ」と言っていた。
 
丁寧な運転手さんやなあ、それにしても市バスの運転手さんが「いってらっしゃい」と言うのは初めて聞いたなあ。
 
下車する時に顔を見たら、わりと若い青年のように見えた。
名前は藤田さん。
 
まだ冷たい雨は降っていたが、なんとなく暖かい気持ちになった。
 
 
 
 
 

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