先週、京都北山の魚谷山へ行って来た。
「いおだにやま」と読む。
魚谷山の登り口辺りには、ちょうど、クリンソウの群生地があると知り、満開のクリンソウを期待して出かけた。
最初は、ダラダラとした林道を緩やかに登って行く。
川沿いの所々に、ポツポツとクリンソウが咲いていた。
30分くらい林道を歩いた所で、登山道に入る。
登山道に入る所は、川が流れており、丸太の橋がかかっていた。
事故はそこで起こった。
前日の雨のせいか、丸太の橋は濡れていた。
滑りそうで危ないなあと思いつつ、ゆっくり進んで行った。
だが、もうあと1-2歩で対岸に到着するところで、足が滑り、そのまま身体全体が、約2メートルほど下の川に落下した。
身体全体が川の水の中に入り、息が苦しくおぼれるような感じだったので、必死になってもがいて立ち上がった。
身体がフラフラする。
同行者に手を引いてもらい、岸に引き上げてもらった。
背負っていたリュックがクッションがわりになったこと、下が川だったことなどが重なって、幸いにも、ケガは左肘を打った程度の軽傷だった。
ずぶ濡れになったので、上半身だけ着替えた。
しばらく休んで落ち着きを取り戻したので、先に進むことにした。
すぐに、クリンソウの群生地らしき場所があった。
時期が悪かったのか、今年の花のつきが悪いのか、そこにも咲いているクリンソウは所々にしかなかった。
でも、京都の山でもクリンソウが見れるんだなあと嬉しかった。
群生地を過ぎ、柳谷峠を経て、魚谷山山頂(816.2M)へ。
そこで、濡れた衣服を乾かしながら、いつものように焼き肉と焼きそばを作って食べた。
ところで、登山をしていて、転倒することは頻繁にあるが、転落は久しぶりだ。
過去10年で、覚えているのは2回。
1つは、餓鬼岳(長野県)下山中。
木道を歩行している時、滑ってそのまま約1メートル下に落下。下は川だったが、柵があってそれ以上は落下しなかった。
2つは、祖母山(九州)。
急坂の下りでスピードが押さえきれず、そのまま前のブッシュへ落下。
硬いブッシュだったため、それ以上は落下せず、ブッシュの上で、仰向けになって亀のようにもがいていたのを、同行者に引き上げてもらった。
そして、今回。
気を付けないとあかん・・・
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