2008年にノーベル物理学賞を受賞した益川敏英さん。
現在は、京都産業大学の教授だ。
その益川さんが、共同通信のインタビューに応じ、反戦への強い決意を示した(2015年7月8日付け京都新聞夕刊)。
世界で唯一の被爆国でありながら、米国の「核の傘」に依存している日本の現状を憂い、「核兵器のない世界になってほしい」と科学者の立場から訴えた。
また、平和への思いは強く、紛争は国同士の話し合いで解決できると訴える。
「孫たちにどういう世界で生きてほしいか考えて行動しよう」と語った。
安保法案については「9条には『同盟』なんて書いていない。小学校からやり直した方がいい」と痛烈に批判。
核兵器や戦闘機の開発などを行ってきた科学者の責任に関しては「国民に危険を分かりやすく伝える義務がある」と話した。
国会で強行採決の動きが強まる中、多くの国民が反対の声を上げていくことが大事。
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