8月6日、58歳という若さで、突然、帰らぬ人となってしまった高山利夫弁護士(詳細は、9月1日付け当ブログ)。
10月24日土曜、京都法律事務所主催で、「高山利夫弁護士を偲ぶつどい」が開かれた。
京都法律事務所の元所員、京都の弁護士、全国から同期の弁護士、現在あるいは元依頼者、労働組合や団体の方など、100名を超える人の参列があった。
私が高山弁護士と一緒に取り組んだいくつかの事件の元依頼者も駆けつけてくれていた。
実直に自由法曹団の道を歩んだ高山さん、相手を追い詰める内容の書面を書き、尋問では鋭く追及した高山さん、冤罪を信じ最後まで当事者と一緒に闘った高山さん、いつも変わらぬ笑顔の高山さん・・・・
そんな言葉が、皆の口から次々と飛び出した。
24年間も同じ事務所に在籍していたのに、私の知らない高山さんの素顔や人柄を語るエピソードが一杯語られた。
心の整理ができず、お別れができなかった私の中でたまっていた涙がどんどんあふれて止まらなかった。
心あたたまる良いつどいだった。
やっと、私自身の気持ちに区切りをつけることができるような気がした。
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