1. 「子ども」と「子供」
ブログ マチベンの日々

「子ども」と「子供」

 
「子ども」と「子供」・・・・・皆さんは、どう書きますか?
 
私は、弁護士になってしばらくして以降、ずっと「子ども」と書いています。
それは、先輩弁護士から、「子供」の「供」は従者の意味があり差別的な表現だからと教えられたからです。
その説明に納得できたので、以来、現在まで、私は「子ども」と書いてきました。
 
実は、文部科学省と文化庁は、2013年6月、「子供」と「子ども」が混在していた公文書の表記を、「子供」にするように決めたそうです。
(全く、知りませんでした。)
それは、その前月に、下村博文前文科相に対し、ある団体から要望書が手渡されたということが背景にあったようですが、要望書を出した団体名や個人名は明らかにされていません。
特定の団体が要望したからと言って、すぐに大臣が指示するのも、なぜかしら?と思ってしまいます。
 
「子どもの権利条約」「子ども手当」など「子ども」の方が一般的のように思うのですが・・・
ちなみに、京都弁護士会の委員会も、「子どもの権利委員会」という表記しています。
 
私自身は、これからも「子ども」と書いていきます。
 
 
 
 

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