今年から8月11日が「山の日」として祝日になった。
28歳から始めた登山だが、もう、すっかり「中高年の登山」まっただ中になった。
晴れた日に頂上から見る360度の展望、木々の緑、夏山の花々、秋の紅葉、そして下山後の温泉・・・
登山を趣味の1つとすることができて、本当に良かったと思う。
友人たちからは「中高年の遭難が報道されるたびに、いづみさんじゃないかと心配するのよ」と有り難い(!?)お言葉を頂戴する。
警察庁によると、2015年の遭難者3043人のうち60歳以上が1565人と半数を超えている。
死亡・行方不明は、234人で、ほぼ70%を占める。
中高年の登山者の数は増え続けているのであるから、割合が大きくなるのは仕方がないが、それでも安易な登山から起こる事故が多いことも否めない。
中高年がたくさん登るからと言って、「山が危険」であることは、昔と何ら変わりない。だからこそ、準備・体力・細心の注意が必要となる。
遭難の状況は、道迷いが39.5%と最も多く、次いで滑落16.5%、転落15.3%。
疲れてくると、何でもない道ほど転倒しやすい。
80歳の三浦雄一郎さんがエベレストに登頂できたからと言って、誰もができるわけではないことは明らか。
日々のトレーニングと勉強と・・・登山には、絶対に欠かせない。
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