山仲間から「京都市内の山で、一番、救助要請が多い山はどこかわかる?」と問われた。
私の最初の回答は「愛宕山?」。
標高は924Mもあるし、信仰の山として、たくさんの人が登る。表参道以外は結構山らしい登山道になっているし・・・「ブー」
では、次は、「比叡山?」・・・「ブー」。
「北山のどこか?」・・・「ブー」
「大文字山?」・・・「ブー」
もう、ないやん!・・・
まさか「稲荷山?」・・・・「ピンポン」
2016年8月17日付け京都新聞の記事によると、伏見稲荷大社の東側に広がる稲荷山(標高233M)で山岳事故が増加しているとのこと。
伏見稲荷大社に来た観光客がハイヒールやサンダルなどの軽装で登り、体調不良や転んで負傷するケースが続出しているためらしい。
京都市消防局によると、稲荷山の山岳救助は、2015年に28件で、前年比で2倍以上に増加。
同年の愛宕山は19件。北山は11件。
今年は7月末までで既に19件救助が発生しており、うち5件は外国人とのこと。
稲荷山は、たくさんの赤い鳥居が並ぶ道を登っていく。
階段は多いが、舗装されている。
山頂付近は、周遊できるようになっており、結構面白い。
また、稲荷山から東福寺などに下山することもできる。
でも、ハイヒールはダメだよね。
安易な登山は、控えてほしい。
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- 京都・稲荷山を甘く見ては危険です。
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