1. 違憲なものは違憲!安保法制を廃止し、立憲主義の回復を求める京都大集会
ブログ マチベンの日々

 
安保法制が昨年9月19日に成立してから1年が経過した。
憲法違反の状態は何ら解消されていないどころか、政府は、アフリカの南スーダンに国連PKOとして派遣されている陸上自衛隊に、今秋以降、駆け付け警護など新たな任務を負わせ、武器使用の拡大に足を踏み出そうとしている。
 
全国各地で様々なとりくみがなされているが、京都弁護士会は、2016年9月22日の祝日、昨年に引き続き、円山野外音楽堂で、「違憲なものは違憲!安保法制を廃止し、立憲主義の回復を求める京都大集会」を開催した。
 

 
あいにく、すぐにも雨が降ってきそうな天候ではあったが、約2100名の参加者があった。
 
まず、京都弁護士会の歴代会長が登壇し、その前で、現会長の浜垣弁護士が開会の挨拶。
 

 
メインの講演は、各地で紛争処理や武装解除に関わってこられた伊勢崎賢治東京外国語大学教授。
 

 
伊勢崎さんは、講演時間があまりないことから、南スーダンの問題だけに触れられた。
今の南スーダンは内戦状態で、PKO5原則が守られているような状態ではないこと、しかし、国連や国際人道主義との関係では自衛隊がもはや撤退できない状況にあることなどをわかりやすく説明された。
 
講演の頃から、雨が降ったり止んだりし始めた。
 
続いて、政党関係者や各界からのスピーチがあり、その後、集会アピール採択。
 

 
集会終了後は、京都市役所前までパレード。
この頃には、大雨となったが、頑張って歩いた。
とりわけ南スーダンの自衛隊員が一人も命を落とさないことを強く願って・・・
 
 
 

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