2016年10月22日付け京都新聞朝刊に、こんなタイトルで記事が載っていた。
藤原紀香が水素水にはまっており、結婚式の引き出物は水素生成器だったとか・・・
近年、芸能人による愛用も話題となり、健康ブームの中で、「水素水」が注目されている。
私が通っているスポーツクラブにも、1年程前から、水素水の機械が設置され販売されている。
スーパーマーケットでも手軽に購入できるが、結構、値段は高い。
そんな中、国立健康・栄養研究所が水素水の有効性に疑問を示す見解を発表したというのが、冒頭の新聞記事。
水素水とは、同研究所によると、「水素分子(水素ガス)の濃度を高めた水」。
ブームに至る流れは、2007年、水素分子が動物実験で「治療効果のある抗酸化物質として作用した」とする論文が発表されたことという。
しかし、今年6月、同研究所は、「ヒトでの有効性について信頼できる十分なデータが見当たらない」との見解を発表した。
市販の水素水は「カテゴリーは単なる清涼飲料水。水分補給にしかなりません。体調が良くなったというのは、思い込みでしょう」と一蹴した教授もいる。
国民生活センターも、広告の数値にまどわされないようにしましょうと警鐘を鳴らしている。
ブームに飲み込まれないことが大切。
ちなみに、私は、専ら、近くの神社の地下水をいただいている。
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