1. 司法研修所の同期会  in 名古屋
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司法研修所の同期会  in 名古屋

 
11月4日、司法研修所34期の同期会が名古屋で開催され、全国から、約240名が集まった。
当時は、約500名余り修習生がいたので、約半数が集まったことになる。
 
私たちの時代は、司法試験に合格した翌年4月から2年間司法研修所に入り、その2年間の最初と最後の各4ヶ月を東京で勉強し、それ以外は、全国各地に配属され、裁判所・検察庁・弁護士会で実務修習を行っていた。
研修所を卒業すると、裁判官・検察官・弁護士などそれぞれの道に進み、同期会は、各期毎に10年目、20年目と開催され、その後は5年おきに開かれている。
今回、私たちは35年目。
 
司法試験に合格した時の年齢が様々なので、もちろん現在の年齢も異なるが、若くして司法試験に合格した人でも、35年目というと、公務員や会社員であれば、定年年齢に達している。
しかし、集まった面々は、引退ムードなど全くなく、様々な分野で活動し、困難な事件に取り組み、更には若い法律家の育成にも力を注いでいた。
 
客観的には、髪の色も量も、顔のしわも、からだつきも、35年前と異なっているにもかかわらず、「変わらないねえ」と互いに言い合うのは、どこの同窓会も同じ。
また、裁判官・検察官・弁護士などの立場を離れて、屈託なく話ができるのは、こんな場所だけだろう。
数年前にガンの手術を経て、「皆に顔を見せに来た」と遠方から参加してくれた友人もいた。
 
とても刺激的な1日だった。
40周年も、是非、多くの仲間が元気で集えることを心から願っている。
 

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