ワンオペ育児・・・・今、そんな言葉がツイッターなどで広まっているそう
牛丼店などで従業員一人がすべての業務を切り盛りすることで問題となった「ワンオペ(オペレーション)」が語源で、育児や家事を一人で担い、破綻寸前の状況を指す。
背景には、ひとり親や単身赴任の家庭が増えているほか、長時間労働で夫が不在がちのため、妻が実質的に一人で育児と家事を担わざるを得ない事情もあるという。
気軽に相談できる友人もなく、残業続きの夫にも悩みを打ち明けられず、うつ状態になる人もいる。
また、総務省の平成23年社会生活基本調査によると、共働き家庭において1日あたり家事に費やす時間は、男性は子どもの有無にかかわらず十数分であるのに対し、女性は子どもがいない場合は150分、子どもがいる場合は207分となっている。
最近は「イクメン」の増加で、育児については積極的に参加する男性が増えているようだが、家事については、共働きでも大半は女性が担っている。
「女性の社会進出」が叫ばれ、家電製品の機能が向上しても、社会が女性を応援するしくみが相変わらず貧困なため、家庭の中でも、あいかわらず、私たちが若かった頃とあまり変わりがない役割分担が続いていることを実感した。
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