岐阜に住む中学時代の恩師が、3月25日に京都に来られるとの連絡をいただき、お目にかかった。
恩師ももう80歳だが、来月も大阪に旅行へ行かれるとのことで、お元気。
昨年11月の中学の同窓会で久しぶりにお目にかかり、「今度、京都に行くから」と話され、この日を楽しみにしていた。
この日の京都は、晴れてはいたが、まだ冬の寒さが残っていた。
ご夫婦で来京され、奥様にお目にかかるのは10数年ぶり。
ご夫婦共に高齢となり、恩師は「終活」に関心があるとのこと。
子どもがいないので、ご自分が先に逝った場合の残された奥様の生活が心配とおっしゃる(優しい!)。
でも、私は「先生が一人残った時の方が心配です」と申し上げると、奥様も同感。「なるようになるわよ」とさすが女性はたくましい。
話を聞くと、岐阜を中心に、色々な職業についているたくさんの教え子がいるようなので、安心した。
昼食を食べながら、ひとしきり「終活」などの話をした後、相国寺の承天閣美術館へ。
承天閣美術館では、現在、生誕300年記念の伊藤若冲展「後期」が開催されている。
実は、奥様は、日本画や水墨画を教えられているほどの方なので、是非、ご案内しようと思っていた。
伊藤若冲は、生誕300年ということで、テレビで何度も取り上げられ、今、ちょっとしたブームだが、承天閣美術館は、あまり混み合っておらず、ゆっくり作品を見ることができた。
何度見ても、その筆使いの技や生き物たちの生き生きとした動きの描き方は、感動的だ。
その後は、京都御所へ。
たくさん歩かせてしまって、さぞかしお疲れになっただろう。
でも、楽しいひとときだった。
- HOME
- 弁護士紹介
- 村松いづみ
- ブログ マチベンの日々
- 恩師、来京
ブログ マチベンの日々