GWが終わって、まだ2週間余りが経過しただけなのに、このところ真夏のような暑さで、身体がついていかない。
もはや少し古い話題になってしまったが、GWは、富士山が見える山梨県の山2座に登った。
山梨県には、富士山が眼前にそびえる見晴らしの良い山が多い。
目の前にドーンと現れる雄大な富士山の姿は、本当に絶景だ。
GWは晴天に恵まれ、2座とも、富士山を堪能することができた。
まずは、蛾ヶ岳(ひるがたけ。1297M)。山梨100名山。
丹沢にも蛭ヶ岳があるが、こちらの山は、「蛾」(が)と書いて「ヒル」と読ませている。
標高880Mの所に、四尾蓮湖(しびれこ)という湖があり、そこが登山口となっている。
整備された坂を登って行き、尾根に出ると、そこからは、ほぼ平行歩きが続き、最後だけ15~20分ほどの急登となる。
山頂からの雄大な富士山。素晴らしい!
ヒルが出そうな山ではなかったので、下山後、駐車場のおじさんに「なぜ、蛾ヶ岳と言うの?」と尋ねると、昔、武田信玄の館から正午になると、この山の真上に太陽が来ることから「昼ケ岳」と呼んだことに由来するとのことだった。
翌日は、七面山(しちめんさん。1982M)。山梨百名山でもあり、日本200名山でもある。
そして日蓮宗の聖地として名を馳せる。
標高差が、上り約1500M、下り約1700Mもあり、体力的にはやや不安を感じる。
宗教の山らしい、表参道の入り口。
愛宕山の参道のようなジグザグの道がずっと続く。
途中、下山してくる白装束の信者の集団と何組もすれ違う。
おそらく1710Mの地点にある敬慎院という宿坊から下山してきているのだろう。
皆、「南無妙法蓮華教」と唱和しながら下山されてくる。
中には、高齢の方もおり、支えてもらいながらも、自分の足で歩いている。さすが修行だ。
純粋の登山者は、少ないような気がした。
敬慎院を超え、山頂へ向かう。
途中から見える、山頂付近の大崩壊地・大ガレは迫力満点。
ヘトヘトになって、やっと山頂に到着。
山頂は、木々が立ち並び、展望はないが、広場になっていた。
そして、上りの時には雲に隠れていたが、下りで顔を出してくれた富士山。
下山は、裏参道を下る。
表参道よりは、山道らしい登山道。
標高差約1700Mを下ったのだから、足が棒のようになり、クタクタになったことは言うまでもない。
帰途、前夜に宿泊した「ひのや旅館」に下山の挨拶に行くと、旅館のおばあちゃんからたくさんのナメコをいただき、思わぬご褒美に万歳!
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