1. 「50代から本気で遊べば人生は愉しくなる」(片岡鶴太郎 著)
ブログ マチベンの日々

 
片岡鶴太郎著の「50代から本気で遊べば人生は愉しくなる」(SB新書)。
 
本屋でたまたま見つけた。
元々、鶴ちゃんの絵は好きで、個展は何度か見に行ったことがある。
その鶴ちゃんが、今度はヨガ?最近、ネットで、ヨガのインド政府公認のインストラクターの認定を受けたという記事を読んだばかりで、なんでも「極める」人だなあと思っていたところだったので、読んでみることにした。
 
彼は、62歳だが、毎朝、起きるのが楽しみでしょうがないと言う。
「その時どきの境遇に安住することなく、新しいことにチャレンジしてきた結果、62歳になる今も、『毎朝、起きるのが楽しみだ』と断言できる人生を歩むことができているのです」。
 
彼が、芸人としても、役者としても、ボクサーとしても、画家としても、そしてヨーガでも成功したのは、常に自分の人生に甘んずることなく、「自分の魂を喜ばせるために」、新しいことにチャレンジしていく精神力にあったことがわかる。
 
本を読み進んで行くと、その萌芽は、既に中学生の頃からあった。
中学生時代、密かに芸能界入りを考えていたため、勉強はせず、試験の成績はビリかビリから2番目。
ところが、それでは、高校受験で都立高校には進学できないと知った彼は、自分で小6の教科書やドリルまで遡って勉強してステップアップしていき、わずか1ヶ月でいきなり学年トップクラスに躍り出た。
「自分はやればできるんだ」という自信。
彼はこの時の経験を「私の人生を下支えしている出来事」と語る。
 
ボクシングも絵も、ストイックなまでに自分を律していく姿勢・・・
何とかして1度手をつけたものから離れずに自分の中で判定勝ちするまで踏ん張る
そうやって鍛えてきた
現状を突破しないと先に進めない
このことは前記の「高校受験のときの経験から学んだ」と語る。
 
「自分の魂が歓喜する『シード(種)』は、自分の中に必ずあって、自分にしか気づくことはできません」と彼は言う。
 
私にもそんなシードが見つかればいいなあ・・・
 
 
 
 
 

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