2017年12月8日、京都調停協会連合会主催の研修会に、講師として参加した。
講演タイトルは「代理人弁護士から見た家事調停」。
対象は、京都府下の民事・家事を担当する調停委員の皆さん。
午前10時半、京都地裁前から、京都市内の調停委員の皆さんと共に大型バスに乗り、会場である京都府北部の福知山市内のホテルに向かった。
もしかしたら福知山は雪かも?という天気予報だった。
第1部は、H弁護士による「民法(債権法)改正について」と題した講演。
そして第2部が、私の講演。
今まで色々なテーマで講演をしてきたが、調停委員さんに対する講演は初めてだったので、どのような話をしようか、ずいぶん頭を悩ませた。
これまで家事調停とりわけ離婚調停は何件も担当してきたので、その中で調停の進め方がうまいなあと感じる人と、調停の進め方に抗議をしたくなるような人などがおられ、そんな経験を織り交ぜて、率直に話すことにした。
また、調停委員は、当事者に代理人弁護士がつくと「やりにくい」と感じると聞いたこともあるが、調停はそれぞれの立場から意思疎通を行って進めていくことができることも強調した。
自分自身が代理人として、これまでの経験ややり方を振り返って整理することもでき、勉強になった。
夜、福知山を出る頃には、みぞれ交じりの雪となっていた。
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