岐阜県の奥飛騨温泉郷の1つに「福地温泉」がある。
福地温泉は、有名な平湯温泉のすぐ近くにあるが、宿は数軒で、平湯温泉よりも静かでひなびた感じが好きだ。
昨年の秋、上高地を訪れた帰りに初めて立ち寄り、すっかり気に入ってしまった。
そして冬季には、「青だる」と呼ばれる氷柱が見られることを知り、先日、再び、福地温泉を訪れた。
「青だる」とは、岩から滴り落ちる水が凍りついて、青い氷の帯のように見える現象のことを言う。
実際には、温泉の近くにある福知山(1671M)の山奥でしか見られない自然の産物を、福地温泉では沢の水を温泉街の木々に噴霧し、人工的に「青だる」を再現している。
道路脇に作られているので、誰でも、見ることができる。
人工的に作られたものとは言え、とても幻想的で、見事な景色だった。
夜はライトアップされているが、さすがに零度以下の気温で、宿から歩くと距離もあったので、見に行くことはあきらめた。
次は、春か秋に、福知山に登りに行こうと思う。
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- 福地温泉の「青だる」
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