尾瀬の旅の2日目は、至仏山(2228m)登山。至仏山は2度目の登山となる。
1度目は、10年以上前にツアー登山に参加して、鳩町峠から山頂までを往復した。当時は、尾瀬の「山の鼻」からの登山は禁止されていたからだ。
現在は、山の鼻からは、植生保護のため、上りだけが認められている。
今回は、山の鼻の登山口から上り、鳩町峠へ下るルートをとった。
山の鼻から至仏山登山口へ向かう。
最初は樹林帯の中を上る。
このルートは、山頂までほぼ直登なので、なかなかの急登である。
やがて樹林限界となり、そのあたりから蛇紋岩の岩場を上っていく。
(岩場を上って来る登山者たち)
必死に上るが、展望の良い所に来ると、尾瀬や燧ヶ岳が見渡せるので、ホッとひといきつくことができる。
至仏山には、尾瀬とはまた異なった、たくさんの高山植物が咲いているので、それを見ながら上るのも楽しい。
ホソバヒナウスユキソウ。
エーデルワイスの1種だが、やや小ぶり。
後方で、広島からのツアーのガイドさんが、「ここにオゼソウ(絶命危惧種)が咲いています」と説明していたが、私は見落としてしまった。
高天原からは、木の階段を上る。
ようやく山頂へ。
たくさんの登山者が昼食を食べたりしていた。
下りは、小至仏山を経て鳩町峠へ。
雪渓を歩く登山者たち。
梅雨のまっただ中の旅だったが、雨に降られることもなく、また、登山もさほど暑くもなく、幸運な旅であった。
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