2019年9月21日、私が2011年末まで在籍していた京都法律事務所の創立40周年記念企画として、望月衣塑子(いそこ)さんの講演「真実は現場に~私たちが変える未来~」がウイングス京都で開催されたので、参加した。
望月さんは、東京新聞社会部記者。1975年生。
2017年4月以降、森友学園・加計学園問題の取材チームとなり、管官房長官の定例記者会見に出席し、官邸から「嫌われても、嫌われても」鋭い質問を行っている女性記者である。
現在、彼女をモデルとした映画「新聞記者」が全国で上映されており、正に「時の人」。
開会時間の午後2時に会場に行くと、240名の会場はもう満席。大盛況だ。
早い人は午前11時から並んだとか。
講演は、今、政治(特に、安倍首相・管官房長官をはじめとする官邸)と報道の現場で何が起こっているのかを中心に話された。
いやあ、とにかく、身振り手振りも交え、早口だが、話がパワフルで、かつ、面白くわかりやすい。
国民から真実を覆い隠そうとする安倍内閣の恐ろしさ、報道の自由や国民の知る権利の危機、そしてその報道の自由を守ろうと闘う記者らジャーナリストの存在・・・
講演時間は40分も超過したが、もっと聴きたいと思う内容だった。
講演終了後にロビーに行くと、望月さんが出てこられたので、持参した彼女の本「新聞記者」(角川新書)にサインをもらう。
事務所の40周年にふさわしい、とても良い企画だった。
準備、大変だったと思う。
所員の皆さん、お疲れ様でした。
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