2019年11月12日、京都弁護士会の男女共同参画推進本部が開催した、弁護士向けの「介護と業務の両立セミナー」に参加しました。
私自身が年齢を重ねていく中で今後どのような制度を利用できるのかを知っておきたかったこと、高齢やひとり暮らしの依頼者が少なくない中で弁護士がアドバイスできるのが「遺言」や「後見」だけでは十分ニーズに応えていないのではないかという問題意識があったからです。
講師は、大阪弁護士会所属の松宮良典弁護士。
松宮弁護士は、弁護士になる前、介護支援専門員(ケアマネジャー)として働いておられたとのことで、その意味で、福祉の専門家と言えるでしょう。
介護サービス利用等の手続きの中で、何が最大のポイントか、家族が主治医や認定調査にどのように関わればよいかなど、ケアマネの経験があるからこそ教えてもらえるノウハウを聞くことができました。
また、介護施設等において衝撃的な事件がいくつか起こっていますが、難しいのが施設選びだと思います。最近、週刊誌も特集を組んだりしています。
「介護サービス情報公表システム」というネットサイトを活用すれば、たくさんある施設の中で、簡単に問題のある施設を選択肢から外すことが可能なことも教えてもらいました。
普段は聞き慣れない福祉の用語がたくさん出てきて、十分消化することはできませんでしたが、とても役に立ったセミナーでした。
今後の自分自身の仕事においても役に立てればなあと思っています。
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