1. 中村哲医師、アフガンで銃撃されて死亡
ブログ マチベンの日々

中村哲医師、アフガンで銃撃されて死亡

 
昨日(12月4日)の夜のニュースで、「ペシャワール会」現地代表で医師の中村哲さん(73歳)が、12月4日、アフガニスタンで銃撃されて亡くなったことを知り、驚いた。
中村さんを狙ったもののようで、憤りを禁じ得ない。
 
私は、残念ながら、中村さんに直接お目にかかったこともなければ、講演を聴く機会もなかった。
新聞などで記事を読んだことがあるだけだった。
中村さんは、約35年という長きに渡り、医師でありながら、パキスタンやアフガニスタンの紛争地域で、井戸を掘ったりする活動をされていた。
「清潔な水と食料があれば、病を防いで、若者らが飢えから武装勢力に加わるのを避けられるとの信念からだ」(2019年12月6日付け京都新聞朝刊)。
 
世の中には、このようなすごい生き方をする人がいるんだと、尊敬の念を抱いていた。
 
文字どおり、命をかけて、アフガニスタンのために働いてきた中村さんが、なぜ、殺害されなければならなかったのか・・・・
 
今後おそらく、中村さんの半生がテレビや本などで紹介されるだろう。
彼がやりたかったこと、望んだ世界、その生き様などをもっと知って、これから私たちが何ができるかを考えてみたいと思う。
 
中村さんは、こんなことも語っていた。
「こんな馬鹿な政権はない。憲法に従う義務はあるが、政権に従う義務はない」
 
 
 

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