2020年9月5日午後、京都市ごみ減量推進会議主催の講座で、「佰食屋」(ひゃくしょくや)のオーナー中村朱美さんの講演会「食べ物を捨てたくない~常識にとらわれない『佰食屋』が目指すもの」があったので、参加した。
実は、この企画は、コロナ禍のために、1度延期になったものだった。
佰食屋のオーナー中村さんは、数々のテレビにも出演している、京都では有名な女性起業家である。
2015年「第4回京都女性起業家賞 最優秀賞」
2019年日経ウーマンの「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019 最優秀賞」など受賞多数。
ランチのみ100食限定で、完売次第営業終了という飲食店の常識を覆す経営手法で、飲食店でのワークライフバランスとフードロスゼロを目指し、実践している。
中村さんの話は、はぎれもテンポも良く、ぐいぐい引き込まれた。
飲食店で、食品ロスが生じる原因を3点にわたって説明。
1、メニュー構成が多い
2、来客数が読めない
3、めんどくさがりすぎ
また、「究極の社員教育」として、徹底した役割分担と責任の明確化をあげた。
コロナ禍のもとで、4店舗のうち繁華街にあった2店舗閉店を余儀なくされたが、それを教訓にして、今後へのやる気は満々。
更に、新たな防災ビジネスも考えていると語る。
家族や人に対する優しさを経営の中でも実践しようとするバイタリティに感銘を受けた。
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